2画面のタッチパネルで新しいUI

富士通のブースでは、技術展示として2画面ケータイを出展。普通の折りたたみ型のデザインだが、2つともタッチパネル式の画面を搭載しており、上下に自由に画面表示できるのが特徴。東芝の2画面搭載PC「libretto W100」と似たような考え方だが、2画面を使った新しいUIを提案しているのが特徴だ。

富士通の2画面タッチケータイ。写真の一覧が上下の画面に表示されている

画像を選んで、下画面に表示したところ

この2画面は、きちんとマルチディスプレイとして認識されており、たとえば画像一覧を表示すると、上画面から下画面までサムネイルが表示され、画像を選択すると、上画面にはサムネイルが表示され、下画面に全画面表示される。メール一覧でも、2画面に一覧表示をして、選択したメールを下画面に全体表示することが可能。長文メールで上下の画面全体を使って表示する、といったこともできる。

メールの一覧表示を上に、本分を下に表示したところ

1つのメールを2つの画面に表示することも可能

富士通の携帯でおなじみの「ヨコモーション」を応用して、2画面を両方とも横に回転できる機構も備えており、画面もそれにあわせて回転する。この状態でも上下画面は連携しており、Webサイトなど横に広いコンテンツも快適に閲覧できる。

ヨコモーションでWebサイトを表示

マルチタッチもサポートしている

UI部分で特に重視したのは「ソーシャル」の部分だということで、TwitterとFacebookのソーシャルストリームを一度に表示できる機能も搭載。下画面にストリーム、上画面にグループを表示し、ストリームから人物の顔写真を選んで上画面に向かって投げるようにすると一時的な保存領域に顔写真が収まり、そこからグループにドラッグ&ドロップすれば、簡単にグループ分けができる。

TwitterとFacebookのソーシャルストリームを一覧表示

上部にグループを表示して絞り込むこともできる

任意の人物を選択して、指を上の画面に向けってスライドさせると、その人物が一時保存され、それをさらに上画面でグループ分けする、といったことができる

この方法は画像でも使え、グループの全員に画像を転送する、といった動作も同じ方法で行えるようだ。

現時点では、どちらかというとこのUIのデモに近く、製品化は検討中の段階。通常の携帯電話だけでなくスマートフォンへの応用も可能で、セパレートケータイのように2画面を分離させることも「できなくはない」(説明員)らしい。2画面になるかどうかはともかくとして、UIの部分で先行的に商品化される可能性はあるかもしれない。