韓国Samsungは9月2日(ドイツ時間)、同社初のタブレット端末「Samsung GALAXY Tab(GT-P1000)」を発表した。OSにAndroid 2.2を搭載、3G/HSPAとWiFiの両方の接続方式を標準で備える。

Samsung GALAXY Tab

SamsungのAndroidスマートフォンブランド「Galaxy」を冠したタブレット。画面は7インチのTFT LCD画面(解像度は1024×600)を採用。プロセッサは1GHzの「ARM Cortex A8」でGPUは「PowerVR SGX540」を備える。DivX、XviD、MPEG4、H.263、H.264などのファイルフォーマットをサポートし、快適にマルチメディアコンテンツを利用できる。

無線機能は3G/HSPAとWi-Fi(IEEE 802.11n)に対応するほか、Bluetooth 3.0やGPSもサポートしており、大型スマートフォンとも分類できそうだ。背面に設置されたカメラは3メガピクセル。前面にも動画通話用のWebカメラを備える。サイズは190.09×120.45×11.98mm、重さは380g。ラインナップは16Gバイトと32Gバイトの2種類で、microSDカードも利用可能。

独自UI「TouchWiz」を搭載し、PCライクなWebブラウジング、多様なコミュニケーションなどが可能。アプリケーションとして電子ブックアプリ「Reader Hub」、動画アプリ「Media Hub」、音楽アプリ「Music Hub」などが利用可能。このほか、Googleアプリや「Android Market」、Samsungのアプリストア「Samsung Apps」も利用できる。

Galaxy Tabは欧州で9月中旬に発売する。その数ヵ月後に、韓国、米国、アジアなどで提供する予定。