シンプルな外観と使いやすさを両立するタッチセンサー

ディスプレイ下部はスピーカーとなっている。音質や音量は、ビジネス用としては特に不満が出ない範囲だろう。

スピーカー部とディスプレイとの間、右端が電源ボタンだ。その横に無線LAN機能とオプションで搭載している場合にはBluetoothの可動状況を示すランプが緑色で点灯する。このランプの左側が、ディスプレイの表示状態をコントロールする部分だ。指を近づけると約1cm程度の距離で反応し、操作用のボタンを示すランプが点灯する。これをタッチすればディスプレイにメニューが表示されるという仕組みだ。タッチセンサーであるため操作は軽く触れるだけで大丈夫だから、ディスプレイが揺れるようなこともない。この操作パネルの一番左は、マイク機能のオン/オフ切り替えスイッチとなっている。

通常利用時は、無線LANとBluetoothの可動状況だけが表示されている

指を近づけると操作用ボタン位置が表示される

全体的に無愛想な雰囲気のある本体デザインの中で、ちょっとしたおしゃれ感を出している部分でもある。見た目の美しさを求めたというよりは、ハードスイッチを何度も押す不便さや、それによってディスプレイがぐらつく状態を回避しているように感じられた。ランプが緑色で光量が少なめなのも好ましい。そこが光っていると気にしなければ気づかない程度の光り方で、仕事の邪魔にはならなそうだ。