性能面については、さすがにIntel Core i5とATI Radeon HD 4570が搭載されているとあって、ほとんどのアプリケーションが文句なしの速度で動作してくれる。Web閲覧、メールのチェック程度では、当然快適な性能なので、試しに3D系ゲームの体験版をインストールしプレイしてみた。
使用したソフトはアクティビジョンからリリースされている「Call of Duty 4: Modern Warfare」。現代戦を描いたリアル系FPSで、コアなゲーマーから支持されている作品だけに描画は非常に精細。そのためグラフィックス機能には非常に負荷がかかる作品でもある。ゲームのオプション設定などを変更せず、解像度1,366×768でプレイしたところ、少々フレーム落ちしている印象があった。そこで解像度を1,280×720に落としてプレイしたところ、ほとんどフレーム落ちしている印象はなく快適にプレイできた。
その他、「モンスターハンター フロンティア オンライン ベンチマークソフト」を1,280×720の画面解像度で実行させたところ、スコアが1788という結果となった。さすがにデスクトップPCと比べると低い数値だが、製品版をプレイする上でそう支障をきたすような動作速度ではなかった。
またFFベンチこと「Vana'diel Bench 3」を実行させたところ、以下のような結果となった。「FINAL FANTASY XI for Windows」であれば、プレイにはまったく問題なく、非常に快適にプレイできるのではないだろうか。
| ■Vana'diel Bench 3 | |
| High | Low |
|---|---|
| 5886 | 8394 |
3Dのベンチマークとしてはお決まりの「3D Mark 06」では、以下のような結果になった。
| ■3DMark06 | |||
| 3DMark | SM2.0 Score | HDR/SM3.0 Score | CPU Score |
|---|---|---|---|
| 3162 | 1104 | 1219 | 2533 |
さすがにATI Radeon HDを搭載しているので、ビジネス系ノートとは違い、しっかり4桁台のスコアを出してくれた。今回のベンチですべて言えることだが、3D系の機能を使うアプリケーションを動作させた場合、本体に内蔵されたファンの音が大きくなる。ゲームを起動しているときであれば、BGMやSEがかき消してしまうのでそれほど気にならないが、深夜や消音状態で遊ぶ際には家族にうるさがられないよう注意した方がいいだろう。
最後に「PCMark Vantage」でもベンチマークテストを行ってみた。結果は以下の通り。こちらも決して素晴らしいベンチ結果というわけではないが、全体において、それなりのパフォーマンスを叩き出している。ゲームやムービー編集をガリガリと行いたいという人には少々スペック不足かもしれないが、そもそも、そんな用途を望むならデスクトップPCを買うべきだろう。つまり普段使いで、たまにはゲームも楽しみたいといったユーザーにはかなり最適なPCと言えるのではないだろうか。
| ■PCMark Vantage | |||
| Score | Memories Score | TV and Movies Score | Gaming Score |
|---|---|---|---|
| 4934 | 2891 | 3314 | 4036 |
| Music Score | Communication Score | Productivity Score | HDD Score |
| 4482 | 4414 | 4230 | 2501 |
「Vana'diel Bench 3」のベンチマークをLOWモードでループさせ、バッテリー持続時間についても計測してみたところ、1時間49分で動作が停止した。カタログ値では4時間35分なので、少しバッテリ消費量は多いかもしれない。Intel Core i5とATI Radeon HD 4570を搭載しているため、一般的なビジネスノートPCなどに比べて多くの電力を必要とするようだ。そのためゲームをプレイする際には、電源を接続した状態でプレイすることをオススメする。
試しに、電源オプションの時間による液晶輝度の低下や、スリープモードへの移行などのオプションをオフにして、放置しておいたところ、3時間9分で動作が停止した。このことから、省電力モードなどに設定し、Webブラウジング程度の使用であれば、バッテリ容量について心配する必要はないだろう。