本製品の外観デザインは、スマートという言葉がピッタリ。ゴテゴテと装飾するでもなく、かといってソリッドすぎないといった印象を受ける。直線と曲線を絶妙に組み合わせることで、シンプルさと高級感を醸し出しているのが特徴だ。
そんなシンプルで高級感を与える要素のひとつとして最も注目するポイントが、新たに追加された6種類の天板デザインではないだろうか。この天板デザインを手がけたのは、O・P・Iというネイル製品のトップメーカーで、ネイルに着彩するカラーの販売などを行なっている。従来モデルではマイク・ミンやデレック・ウェルチといった有名デザイナーとコラボレーションしてきたが、今回は女性のネイルメーカーと手を組んだのだ。男性のイメージが強いノートPCに、女性と馴染み深いネイルメーカーとコラボレーションするあたりが、いかにもデザインにこだわりを持つデルらしいといった印象を受けた。
デザインのこだわりでいえば、右側ヒンジ部分に電源ボタンを配置し、本体左側のeSATAポートはUSB 2.0ポートと兼用とするなど、実用性を考慮しつつ限られたスペースをうまく使うといった、クレバーなデザインとなっている。この電源ボタンは起動中は点灯しレジューム時は点滅する。そして電源コードは通電中にコードの一部が光り、本体側にはバッテリが充電されているときだけ点灯するインジケータランプが用意されている。意外かもしれないが、本製品はこのふたつの部分以外に光る箇所はなく、実にシンプルな作りとなっているのだ。ただ、HDDのアクセスランプも用意されていないので、デスクトップPCなどに慣れたユーザーによっては、好みが分かれるかもしれない。
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本体左側は、盗難防止器具などを取り付けるKensingtonロック、HDMI、D-Sub、10/100/1000BASE-T対応有線LAN、USB 2.0/eSATA兼用ポート、IEEE1394、ヘッドホン出力×2、マイク入力となっている |
パームレスト部分とタッチパッドはシームレスになっており、タッチパッド部分は少しザラつきのあるくぼみを持たせるだけという、こちらもシンプルなデザイン。タッチパッドは2本指のマルチタッチにも対応し、拡大縮小などの操作が行なえる。タッチパッドボタンはストロークが深く、ふかふかと柔らかい印象が強いため、もっと機械スイッチ的にカチカチとクリックしたい人には慣れが必要だ。