日本AMDは12月19日、東京・秋葉原のカフェソラーレ リナックスカフェ秋葉原店にて「赤いRubyと緑のエコロン」と題した、同社2009年では最後となるユーザーイベントを開催した。

今回、会場入り口でユーザーを出迎えていたのは大型ディスプレイ×6面のEyefinityデモ機

まず、イベント名の「赤いRuby」はRadeon HD 5000シリーズをあらわしている。会場には各社のRadeon HD 5000シリーズカード製品がところ狭しと展示されていた。発売間もないGPUは、基本的にリファレンスデザインに沿った製品が中心だが、徐々にオリジナルクーラーを搭載する製品やオーバークロックモデルも登場しており、来客者の注目を集めていた。

秋葉原では入荷と同時に売り切れ状態のRadeon HD 5000シリーズカードがずらり

オーバークロックモデルやオリジナルクーラー搭載モデルなど製品も出揃ってきた

また、「緑のエコロン」は、Athlon X2~X4といった低電力版も出揃った、エコロジーを意識した同社CPU製品。会場で展示されていたエコなPCとしては、週末に販売開始されたJ&W TechnologyのMini-ITXマザーボード「MINIX 785G-SP128MB」と、「Athlon II X4 605e」、ピクセラの地デジチューナーを組み合わせた低消費電力かつハイパフォーマンスなメディアセンターPC。やはりAthlon II X4 605eをJetwayのMicro-ATXマザーボード「MA3785GP-LF」と組み合わせた静音・省スペースPCなど。

J&WマザーとAthlon II X4 605e、ピクセラの地デジチューナーを組み合わせたPC

Jetwayのマザーを用いたエコPC。クアッドコアと省電力のAthlon II X4 605eはここでも人気

GPUでエコといえばRadeon HD 5700シリーズ

また、ノートブックPCの出展もあり、日本エイサーのスリムノート「Ferarri One」や、日本HPのスリムノート「HP Pavilion Notebook PC dm3a」、工人舎の"2画面ノート"こと「DZ6KH16E」、オンキヨーの同じく2画面ノート「DX1007A5」などが展示されていた。

工人舎、オンキヨー両社の2画面ノート。ディスプレイのスライドギミックは来場者の注目の的となっていた

AcerとHPのスリムノート。高性能チップセットとデュアルコアCPUを組み合わせた「Congo」プラットフォームの製品