キーボードは、テンキーを含めて全てのキーピッチが18.4mmに統一され、配列にも違和感はない。大型機だけに、無理につめこんだ感はなく、ゆったりと使えるキーボードだ。タッチパッドはスペースバー直下に配置されており、文字入力しながら使うのに都合が良い。

テンキーまで含めた、余裕ある配置のキーボード

標準でスクロール機能を担当するのは左右クリックボタンの間に配置されている指紋センサーだ。ただし、指紋センサーを利用したユーザー認証機能をオンにすると、スクロール機能はオフになる。その場合、スクロール機能はタッチパッドで補うことが可能だ。タッチパッドはジェスチャー対応で、円を描くように指を動かすことでスクロールしたり、マルチタッチでズーム操作ができる。出荷時にはこの設定がオフになっているため、スクロールに関しては使い方に合わせて改めて設定すると良い。

クリックボタンの間に、スクロールにも使える指紋センサーを配置

インタフェースは、eSATA、HDMI、IEEE1394、USB 2.0×4と非常に充実している。周辺機器を接続していろいろな使い方をしたいユーザーにとっても、使い勝手の良い構成だ。

正面側には、イルミネーションのみが配置されている

右側面に利用頻度の高いUSB 2.0、eSATA、オーディオコネクタ、カードスロット、無線LANスイッチを配置

左側面は光学ドライブとExpressCard/34 /54スロットを配置

背面には10/100/1000BASE-T対応有線LAN、HDMI、USB 2.0×3、IEEE1394、ミニD-Sub15ピンを配置