今回試用した「Endeavor MR6500」のスペックは、Core i7-870、メモリ2GB、グラフィックスカードはATI Radeon HD 4850B、HDDは1TBとほぼ最高峰の構成。エンコードや動画編集から3Dゲームまで何でもこなせるスペックといえる。ここからは、その実力をベンチマークソフトでチェックしていこう。なお、消費電力についてはアイドル時で48W、高負荷時で174Wであった。
さらに、驚いたのはベンチマーク時など高負荷時でもかなりの静音性をキープしていること。側面からはそれなりにファンの音が聞こえるが、うるさいというほどではない。正面からは、ほとんどファンの音がわからないほどだ。机の下に置いてしまえば、騒音が気になることはないだろう。
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静音性の高いCPUクーラーなどが採用されており、ハイスペックながら静音性は高い |
ベンチマークの結果だが、いずれのソフトでも高い数値を出している。MMORPGならば、フルHDなど高い解像度ででも快適にプレイできるだろう。さすがに最新の3Dゲームでは、フルHDでのプレイは厳しいだろうが、解像度を多少落とせば十分すぎるほど快適になる。3D性能に不満が出てきたら、自己責任とはなるが、高い拡張性を活かして自分でグラフィックスカードを交換するのもアリだ。
ベンチ結果
PCMark05 |
PCMark |
11140 |
CPU |
10728 |
Memory |
10762 |
Graphic |
14870 |
HDD |
8081 |
3DMark Vantage |
3DMark Score |
7140 |
GPU Score |
5905 |
CPU Score |
19158 |
ロストプラネット(1,280×720ドット) |
Snow |
81.5 |
Cave |
82.5 |
バイオハザード5 |
1,280×720ドット |
51.3 |
Vana'diel Bench 3(FF11) |
High |
9869 |
Low |
7477 |
モンスターハンターフロンティア |
1,280×720ドット |
11714 |
1,680×1,050ドット |
7072 |
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Windows Vistaのエクスペリエンスインデックスでも、すべて最高値の「5.9」を出している |