高性能と低価格、そして高いメンテナンス性をそろえるのが魅力の「Endeavor MR」シリーズ。その中で、いち早くIntelの最新アーキテクチャを採用したのが「Endeavor MR6500」だ。チップセットにIntel最新の「P55 Express」を採用し、CPUもIntel最新のクアッドコア「Core i7/i5」(コードネーム:Lynnfield)シリーズを選択可能と最新スペックが並んでいる。それでいながら、筐体は人気の「Endeavor MR6000」と同じミニタワー型。コンパクトなサイズと高い拡張性、高スペックと3拍子そろっているのが大きな魅力といえる。
LGA1156という新しい形状を採用する最新の「Core i7/i5」シリーズ。Core i7シリーズは、LGA1366版がすでに発売されているが、LGA1156版ではTDPが従来130Wから95Wと大幅に下がっており。発熱、消費電力ともに減っているのが特徴のひとつ。
さらに、電力や温度に余裕がある場合には、動作クロックを一時的に引き上げる「Turbo Boost」が強化されており、より高速な動作が可能になった。メモリはDDR3-1333のデュアルチャンネルをサポート。最大4GBまで搭載できる。なお、新Core i7とCore i5の違いはHyper Threadingの有無。Core i7にはこのHyper Threadingが搭載されており、最大8スレッドまで処理が可能だ。
このハイスペックを凝縮したミニタワーボディも見どころ。コンパクトながら、カードのサイズは312mmまで搭載可能と、ハイエンドなグラフィックスカードにも十分に対応できる。PCIスロットが2基、PCI Express x16が1基、PCI Express x4が1基と拡張性もバツグンだ。
加えて、HDDを3台まで搭載できる内蔵3.5インチベイは側面側に回転できる「HDDスウィングアクセス」を採用。ベイをケースの外側に向けられるので、ネジの付け外しがカンタンでありHDDをラクラクと交換できる。また、前面には5種類のメモリカードに対応したカードリーダ、USBポート×3、ヘッドホン出力、マイク入力を用意。USBポートは、それぞれが離れて配置されており、コネクタの大きいUSB機器も同時に接続できるのがうれしい。