ハイエンドPCを求めるユーザーにとって、大手国内メーカーのPCは最初から選択肢に入らないという場合もあるだろう。確かに国内メーカーは、HDDは1台、グラフィックはチップセット内蔵が多く、デザインに優れていても性能面では弱い部分がある、しかし、そのイメージを覆すモデルが登場した。NECの「VALUESTAR G タイプM」だ。

試用機の主な仕様  [CPU] Intel Core 2 Quad Q9550S(2.83GHz)  [チップセット] Intel G45 Express  [メモリ] 4GB  [HDD] 約4TB(RAID10)  [ディスプレイ] なし  [サイズ/重量] 約W175×D409×H369mm/約13kg  [OS] Windows Vista Ultimate  [直販価格] 291,690円

NECの直販サイトといえば「NEC Direct」。店頭モデルとは異なり、CPUやOS、HDDなど各パーツを予算や目的に合わせて変更しての注文が可能なのが大きな魅力だ。その中で、「カスタマイズ性」において、メーカー製PCとは思えない充実度を誇るのがミドルタワーPCの「VALUESTAR G タイプM」。今回は、ハイエンド構成の試用機をお借りできたので、その魅力について迫っていく。