東芝ホームアプライアンスは15日、圧力IH保温釜の新モデルとして圧力仕込み「RC-10RY」(容量1.0L)「RC-18RY」(容量1.8L)を発表。発売は7月16日を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は、RC-10RYが3万円前後、RC-18RYが3万3,000円前後。

従来比約2倍のディンプル加工で均一な炊き上がりを実現する「RC‐10RY」

「剛熱ダイヤモンド銅コート釜」(イメージ)

今回発表された製品は、5mmの厚みと60度の丸底で強力な熱対流を導く鍛造厚釜構造を採用する「RC-10PY/18PY」の後継モデル。最大の特長は、外側全面に従来比約2倍となるディンプル加工を施し、炊きムラを抑える内釜「剛熱ダイヤモンド銅コート釜」の採用だ。また、炊飯の加熱過程における温度制御でお米本来の甘みを引き出すという「酵素活性 甘み引き出し」機能が新たに採用されている。

さらに、操作部を上蓋にまとめた蓋パネルを採用するなど、新形状のボディとすることで操作性も向上。従来は樹脂製だった内釜の周囲を、お手入れがしやすいステンレス製のクリーンフレームとしている。   

このほか、お米のはりとつやを引き出す「はりつや炊き」、季節による水温の変化に応じて浸し時間を自動で制御する「年中ぴったり浸し」、予約炊飯の長時間の浸しでも火力の調整でお米の煮崩れを抑える「ふっくら予約炊き」などの機能がひき続き搭載されている。

炊飯コースには、「白米」「早炊き」「炊込み」「玄米」「無洗米」「発芽玄米」「雑穀米」「おかゆ」を用意した。

本体サイズは、RC-10RYが274(W)×224(H)×333(D)mmで、RC-18RYは305(W)×262(H)×364(D)mm。重さはそれぞれ約4.9kg、約6.1kg。消費電力(炊飯)は、RC-10RYが1100W、RC-18RYが1300W。圧力制御は1.0気圧~1.05気圧。ボディカラーはシャンパンゴールド。

なお、両モデルとも2008年度省エネ基準達成率102%を実現している。