教師も小学生も作曲可能 -音楽授業サポートツール「もうひとつの音楽室」

イーフロンティアは、小学生向け音楽授業のサポートパッケージ「もうひとつの音楽室」を、5月29日より発売する。標準価格は21万円。

平成23年度から実施の新学習指導要領では、「音楽づくり(=作曲)」が指導内容に盛り込まれている。本製品はこの「音楽づくり」をサポートするトータルパッケージだ。音楽家の青島広志氏が書き下ろした指導用テキストブックを中心に、音楽教科書掲載の全曲を網羅したFinale用楽曲データ、オリジナルの課題作りに利用できるイラスト素材、そしてこれらを活用するための音楽ソフトで構成されている。

音楽ソフトは先生用の楽譜作成ソフト「Finale 2009」、児童用の楽譜作成ソフト「Finale NotePad」と音感リズム感トレーニングソフト「EarMaster」をバンドル。児童用ソフトは無制限ライセンスとなっており、学校のすべてのパソコンにインストールできる。指導用テキストブックは授業1コマ分を見開き2ページ程度で展開しており、楽譜の仕組み、簡単な曲づくり、各時代の作曲家の解説、豊かな表現のための歌唱課題、音感育成課題などを収録している。