CDから起動した復元

さて、復元を行う必要があるのは、トラブルなどの場合が多い。特に何らかの障害によって、システムが起動しなくなってしまうことは少なくない。そんなときは、製品CDから起動し、復元が行える。その手順を紹介しよう。まず、光学ドライブに製品CDを入れ、PCを起動する(CDから起動可能なようにBIOSなどの設定をあらかじめ行っておく)。図21のような表示がでるので、Enterキーを押す。

図21 製品CDから起動を選択

図22のように製品内のWindows PEというOSが起動する(必要最小限の機能を備えたVistaと思えばよい。実際、Vistaの起動と同じ画面である)。

図22 Windows PEの起動

図23のような画面などが表示される。

図23 起動の途中

しばらくすると、HD 革命/BackUpのメニュー画面となる(図24)。

図24 製品CDから起動したHD 革命/BackUp

ここでは、ハードディスクのインタフェースによってはドライバなどのインストールを行う。またネットワークドライブにバックアップファイルがある場合などは、ここで設定を行う。USB接続のドライブならば、なにもしなくてよい。[次へ]をクリックし、[復元]を選択する。

図25 復元を選択