"Mac on Mac"が可能な「Parallels Server for Mac」 (画面はParallels提供の動作デモより)

ラネクシーは9日、Mac OS X Serverに対応した仮想化ソフト「Parallels Server for Mac」を発表した。対応ハードウェアはIntel製CPU搭載Macで、動作環境はMac OS X Server 10.4.11 / 10.5.2 (クライアント版も動作可)。発売開始は26日。「Parallels Server for Mac ライセンスキット」の価格は122,500円、年間保守料は24,500円。98,000円のアカデミックライセンスキットと、19,600円のアカデミック年間保守もラインナップされる。

Parallels Server for Macは、米Parallelsが開発するサーバプラットフォーム向けの仮想化ソフト。4-way SMPをサポート、最大4基の仮想コアを仮想マシンに割り当てられる。仮想化技術「Intel VT-x」に対応、Intel製CPU搭載機で高いパフォーマンスを発揮する。ウィザード形式の仮想マシンアシスタントも装備、WindowsやLinuxのほか、Mac OS X 10.5 Leopard Serverを仮想マシン (ゲストOS) としてインストールできる。

なお、Leopard Serverなど64ビットOSをゲストOSとする場合、Intel Core 2 DuoまたはXeonの64bit CPUを搭載したMacと、ホストOSとしてLeopard Serverが稼働している必要がある。