富士通は15日、16型ワイド液晶を搭載したノートPC「FMV-BIBLO NW」シリーズの2009年春モデルとして、「FMV-BIBLO NW/C90」を発表した。価格はオープンだが、店頭予想価格は250,000円前後。出荷は19日より開始される。

「FMV-BIBLO NW/C90」

今シーズンより新たに投入された「FMV-BIBLO NW」シリーズは、テレビ機能搭載ノートPCのフラッグシップモデル。テレビ番組やBlu-ray Discコンテンツの視聴に適したアスペクト比16:9の16型ワイド液晶を採用。さらに、地上/BS/110度CSデジタル放送対応TVチューナーやBlu-ray Discドライブ、アプリケーション操作やAV機能のながら利用が可能なタッチパネル式サブディスプレイ「タッチスクエア」を搭載している。

タッチスクエアでは、最大15個までのアプリケーションやフォルダ、お気に入りをドラッグ&ドロップで登録することでランチャとして利用できる「スタートモード」、タッチスクエア上に操作パネルを表示してタッチ操作でテレビやDVDアプリケーションの操作ができる「ミニリモコンモード」、タッチスクエア上でテレビ視聴アプリケーション「DigitalTVbox」をフルスクリーン視聴できる「コンパクトテレビモード」、タッチスクエア上でDVD視聴アプリケーション「WinDVD」をフルスクリーン視聴できる「コンパクトDVDモード」、タッチスクエアを画像データのビューアとして利用できる「フォトビューアモード」などが利用できる。

また水冷装置を搭載して静音性を高めたほか、録画したデジタル番組のムーブやダビングも可能となっている。キーボードは、使いやすさとデザイン性を両立させたテンキー付きフラット型キーボードで、テンキーでもキーピッチ18.4mmを確保している。さらに、マウスパッドなしでも快適な操作ができるレーザーマウスが同梱されている。

仕様は、CPUがIntel Core 2 Duo P8600(2.40GHz)、チップセットがIntel GM45 Express、メモリが2GB PC3-8500 DDR3 SDRAM(1GB×2、最大4GB)。グラフィックス機能はチップセット内蔵のIntel GMA 4500MHDを利用する。HDD容量は320GB、光学ドライブはBlu-ray Discドライブ。その他の機能はIEEE802.11b/g/n対応無線LAN、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、地上/BS/110度CSデジタル放送対応TVチューナー、メモリスロット(SD、メモリースティック)、USB 2.0×4、IEEE1394×1、eSATA×1、HDMI出力など。OSはWindows Vista Home Premium SP1がプリンストールされている。

本体サイズはW385×D276.5×H36.9~49.4mm、重量は約3.4kg。バッテリ駆動時間は約1.1時間。