マウスコンピューターは20日、OSにWindows Home Server Power Pack 1 日本語版をプリインストールしたホームサーバー「LM MediaServer 110L」「MDV MediaServer 110S」の2モデルを発表した。価格はLM MediaServer 110Lが5万9,850円、MDV MediaServer 110Sが11万9,700円。9月1日より受注を開始する。

「LM MediaServer 110L」

「MDV MediaServer 110S」

「LM MediaServer 110L」

LM MediaServer 110Lは、容積約3リットルのコンパクト筐体を採用。65W電源、ファンレスCPU、ヒートシンク型のファンレス筐体を採用することで、駆動部品から発せられる音を低減した静音設計となっている。

仕様は、CPUがVIA C7(1GHz)、チップセットがVIA CN700 + 8237R Plus、メモリが1GB(最大1GB)。グラフィックス機能はチップセット内蔵のVIA S3 UniChrome Proだ。ストレージは80GBの5,400回転SATA HDD。USB 2.0ポートは前面2個、背面2個の合計4個。その他の機能は、10/100BASE-LAN有線LANなど。光学ドライブは非搭載で、本体サイズは60(W)×236(H)×213(D)mm。

「MDV MediaServer 110S」

MDV MediaServer 110Sは、本体前面から着脱可能なリムーバブルHDDフレームを4基装備。最大で4TB(1TBx4)まで容量を拡張できる。

仕様は、CPUがAMD Athlon X2 4050e(2.1GHz)、チップセットがAMD RS690G、メモリが1GB(最大2GB)。グラフィックス機能はATI RADEON X1250。ストレージは250GB容量の7,200回転SATA HDDを搭載している。光学ドライブは2層書き込み対応DVDスーパーマルチドライブで、さらにSDカードやマルチメディアカードに対応するメモリーカードスロットを搭載。USB2.0ポートは前面2個、背面4個の合計6個。LAN機能としてギガビットLANを備えている。本体サイズは140(W)×295(D)×284(H) mm。

全モデルに、1年間の無償保障、日本語キーボード、USB光学式スクロールマウスが付属する。

(井上達矢 / デジタル・コンテンツ・パブリッシング)