「F906i」(富士通製)

NTTドコモは27日、FOMA携帯電話の新製品「F906i」(富士通製)を発表した。F905iの後継機種で、画面部分を横に倒すことでワンセグ視聴機能を起動できる「ヨコモーション」のスタイルが特徴の折りたたみ型の携帯電話。6月5日より販売を開始する。

ワンセグアンテナが内蔵型となったほか、ワンセグ起動中にフルブラウザやiモードとなどの操作ができるマルチウィンドウを新たに採用した。microSDHCカードに対応しており、ワンセグ放送の長時間録画が可能となった。電話機の背面に備えた指紋センサーはタッチパッド機能「フィンガーポインター」としても利用でき、フルブラウザのメニュー選択やスクロール操作などが可能。

正面

背面

左側面

右側面

テンキー部に独立して搭載された「サーチキー」を押すと、「クイック検索ウィンドウ」が起動し、調べたい文字を入力するだけで、簡単に検索可能。クイック検索ウィンドウは、インターネットから検索する「iモード検索」「フルブラウザ検索」「地図検索」と、電話帳やメールなど携帯電話内に記録された情報を検索する「電話帳」「メール」「辞書」から選択できる。

ウォーキングチェッカーと連動したiアプリ

歩いた距離や消費カロリー、脂肪燃焼量を確認できる歩数計機能「ウォーキングチェッカー」を搭載し、歩数情報と連動した待受Flash画像やiアプリがプリインストールされる。

キーバックライトが7色に光る「レインボーキーイルミ」のほか、他人に電話帳やメールなどを見られないよう設定できる「プライバシーモード」の認証画面を非表示にすることで、プライバシーモードの利用を隠すことができる「ステルス認証方式」を採用した。

ディスプレイは3.2インチWVGA(480×800ドット)液晶で、カメラは、オートフォーカス対応の有効320万画素メインカメラと有効約32万画素サブカメラを搭載する。

フルブラウザの1ページあたりの表示容量が拡大し、Flash 8相当のコンテンツの表示が可能となったほか、FMトランスミッターやGPSの利用も可能。

寸法 108×50×18.7 mm
質量 約142g
連続待受時間(静止時) 約620時間
GSM連続待受時間(静止時) 約340時間
連続通話時間(3G/GSM) 約210分/約210分
連続テレビ電話時間 約120分
連続音楽再生最長時間 約23.5時間
ワンセグ連続視聴時間 約3.2インチフルワイドVGA(480×864ドット)TFT液晶(16,777,216色)
サブディスプレイ 約0.8インチ(96×30ドット)モノクロFSTN液晶 1色
外部メモリー microSDカード(最大2GB)/microSDHCカード(最大8GB)
外側カメラ 有効約320万画素CMOS(オートフォーカス対応)
内側カメラ 有効約32万画素CMOS
ホワイト/ゴールド/ミラーブラック/ミラーレッド