ボーズは4月1日付けで現副社長である栗山讓二氏が同社の社長に就任すると発表した。現社長である佐倉住嘉氏は名誉顧問に就任する。

ボース新社長 栗山讓二氏

栗山氏は、九州芸術工科大学(現九州大学)にて音響設計学で学士号、情報伝達専攻で修士号を取得後、東亜特殊電気(現TOA)を経て2001年にボーズに入社。過去のキャリアの中でプロオーディオ機器のデジタル化・開発に携わってきたといい、就任後は「研究を通して、より良い音を」の同社の哲学の元、独自の技術・製品を通してクオリティサウンドを提供するとしている。

同氏は福岡県出身、1955年1月14日生まれの53歳。2002年第三回音響家協会賞受賞、日本音響学会会員、Audio Engineering Society会員。