エルザ ジャパンは、ワークステーション向けのハイエンドグラフィックカード「NVIDIA Quadro FX 3700」を発表した。米NVIDIAが8日に発表した最新GPU「Quadro FX 3700」を搭載するもので、2月下旬より順次出荷を開始する予定。価格はオープンで、店頭予想価格は20万円前後。
搭載GPUの「Quadro FX 3700」は、ワークステーション向けのQuadroシリーズの中ではハイエンドクラスに属する製品(NVIDIAの区分ではその上に"ウルトラハイエンド"クラスもある)。PCI Express 2.0に対応、112個のストリームプロセッサ、256bitのメモリインタフェースなどの仕様から、G92ベースのGPUと考えられる。
グラフィックカードのバスインタフェースはPCI Express x16で、消費電力は最大77.9W。出力はDVI-I×2(2系統デュアルリンク/HDCPサポート)を備えており、SLIもサポートする。コアクロックは500MHz、メモリクロックは1.6GHz。メモリは512MBのGDDR3 SDRAMを搭載する。カード本体のサイズは229×111mm。