日本ビクター、新開発「光学35倍ズームレンズ」搭載のデジタルビデオカメラ

日本ビクターは20日、ミニDV方式のデジタルビデオカメラ"ベビームービー"「GR-D850」を発表した。発売は、2008年1月で、価格はオープン、推定市場価格は、4万5,000万円前後。

ベビームービー「GR-D850」は、同社の「ハードディスクムービー"Everio(エブリオ)"」と同じ低重心デザインを採用したコンパクトボディに、2.7 型ワイド液晶モニター搭載したミニDV方式のデジタルビデオカメラ。新開発の「光学35 倍ズームレンズ」を搭載し、被写体から離れた場所からでも、画質を劣化させることなくズームアップでの撮影が可能となっている。レンズには、小型サイズで高性能のコニカミノルタレンズを新たに採用している。

また同製品は、電源の切り忘れを防止する「クイックパワーオフ」機能やオート撮影モード/マニュアル撮影モードを、ボタン1つで切り換え可能な「オートボタン」、液晶モニターを見やすく自動調整する「液晶バックライトコントロール」機能など、初心者でも簡単に操作できる機能を豊富に備えているのも特長だ。

本体サイズは、幅68mm×高さ74mm×奥行き118mmで、重さは約485g(「BN-VF808」付属バッテリー使用時)。ACアダプター、バッテリーパック「BN-VF808」、専用映像/音声コード(φ3.5ミニ)、レンズキャップが同梱される。

主な仕様
撮像素子	1/6 型68 万画素CCD(撮像エリア34 万画素)
レンズ	F1.8～F4.0　f=2.2mm～77mm(35mmカメラ換算:41mm～1,435mm)
フィルター取り付け径	30.5mm(0.5mmピッチ)
最低照度	12ルクス(シャッター:1/60、感度アップ:AGC)(ナイトアイ使用時:約1ルクス)
ズーム倍率	光学ズーム倍率35倍、デジタルズーム使用倍率200倍
モニター	2.7型12.3万画素カラー液晶モニター
電源	DC 11.0V(ACアダプター使用時)、DC 7.2V(バッテリー使用時)