CodeWeaversは2日(米国時間)、Windowsアプリケーション互換レイヤーの最新版「CrossOver Mac 6.2」と「CrossOver Linux 6.2」をリリースした。同社オンラインストアでの販売価格は、CrossOver Mac 6.2が59.95米ドル、CrossOver Linux 6.2のスタンダード版が39.95米ドル、Professional版が69.95米ドル。

今回のリリースでは、Mac OS Xの次期バージョン「Mac OS X 10.5(Leopard)」をサポート。Leopardの環境下におけるOutlookの実行速度は、前バージョンのCrossover Mac 6.1と比較して約50%アップした。高速化を実現できた理由としては、開発にあたりAppleの協力を得られたことが挙げられている。グラフィック機能も強化され、より高いフレームレートでの描画に対応、Valve Softwareの人気ゲームタイトル「Team Fortress II」がMac / Linux版でサポートされたほか、SF MMORPG「EVE Online」で世界全体を表示するスターマップの表示速度が改善されている。