F-Secure Internet Security 2008

セキュリティベンダのF-Secure(フィンランド)は3日(現地時間)、最新のセキュリティスイート「F-Secure Internet Security 2008」を発表、同日提供を開始した。個人ユーザーや小規模企業向けのセキュリティソリューション。未知のマルウェアからPCを守るプロアクティブ保護技術を搭載している。

Internet Security 2008の最大の特徴は、プロアクティブ保護技術「F-Secure DeepGuard」。コンピュータを常時モニタリングして、マルウェア(悪意のあるプログラム)などの振る舞いを検出し、実行を防止するもの。これにより、ウイルス定義ファイルがリリースされる前でも、PCを未知の脅威から保護できる。ソフトのアップデートは自動化されており、最新の定義ファイルが適用される。また、前バージョンよりも消費リソースを抑え、導入時のシステムパフォーマンスが改善されている。

対応OSは、Windows 2000 / XP / Vista。価格は、12カ月サブスクリプションで79.90ドル(3台までインストール可能)。パッケージには、スマートフォン向けの「F-Secure Mobile Anti-Virus」の無料トライアル版も同梱されている。