エクセルソフトは、PDF変換ソフトウェア「PrimoPDF 3.1」の日本語版を27日に正式にリリースする。本製品は無償で配布されるもので、同社のWebサイトからダウンロードできる。

PrimoPDF 3.1は米activePDFが開発したもので、Office文書やWebページなどをPDF 1.4に準拠したファイル形式に変換できる。なお、日本語のためのモジュールなどはエクセルソフトが用意した。

本製品は仮想プリンタとして動作するので、印刷できるデータであれば、そのほとんどをPDFに変換できる。この際、ディスプレイでの閲覧に適した「スクリーン用」や、プリントアウトして利用するための「印刷用」など、用途に応じた変換を行うためのオプションが用意されている。そのほか、40ビットまたは128ビットの暗号化も行える。

対応するOSは、Windows 98/ME/2000/NT/XP/VistaとWindows Server 2003。なお、インストールの際には30Mバイト以上のハードディスク容量が必要である。

インストーラも日本語に対応

日本語のマニュアルも用意されている

ファイルをPDFに変換するところ(1) - 本製品は仮想プリンタとして動作する。例えばWordファイルを変換したい場合には、[ファイル] - [印刷]のプリンタの設定で「PrimoPDF」を選択し、[OK]をクリックする

ファイルをPDFに変換するところ(2) - ディスプレイで閲覧する場合に適した「スクリーン用」や、プリントアウトして利用する場合の「印刷用」など、用途に応じた変換を行うためのオプションが用意されている

ファイルをPDFに変換するところ(3) - 40ビットまたは128ビットの暗号化も行える

ファイルをPDFに変換するところ(4) - 文書のプロパティも設定可能