NTTドコモが掲げる「DoCoMo2.0」のテレビCMが10日よりスタートした。「さて、そろそろ反撃してもいいですか?」という挑戦的な字幕からはじまるCMには、先日の記者発表でも言及されていた"月9"クラスの出演者が勢ぞろいで出演する第一弾となっている。出演メンバーは、浅野忠信、長瀬智也、妻夫木聡、瑛太、吹石一恵、土屋アンナ、蒼井優、北川景子の8人。中でも浅野忠信は過去にKDDIのテレビCMに出演。長瀬智也、妻夫木聡は同じくauの携帯電話のCMに出演する経歴を持つ。携帯電話のナンバーポータビリティ開始以後半年間の状況ではauに圧されている状況だったが、反撃への意気込みが見えるものとなっている。

発表当時は謎だった8人

第一弾となる「ティザー編」では8人の出演者がそれぞれの背景を垣間見せ、今後のストーリー展開への興味をかき立てる30秒。おもちゃに囲まれた自分の部屋で水鉄砲を無邪気にうちまくる妻夫木、サンドバックをひたすら叩きまくる長瀬、会社のオフィスで、ファイルを見ながら考え、鏡の前でネクタイを締めながら不敵な笑みを見せる浅野、お気に入りの自転車でハイジャンプを決め、空を舞う瑛太、フライトアテンダントとして笑顔を振りまきながら軽快に歩く吹石、日差しが入り込む開放感ある部屋でゆったりと過ごす蒼井、ちらかった部屋でビデオを見ながら号泣する土屋、植物に囲まれた豪勢な部屋のなかで、清楚にピアノを弾く北川といったもの。この8人が、どのような展開を見せるかは全く謎のままだ。CM終わりには「どんな技を使うかは、ヒミツ」という字幕が表示される。この8人がどのような「反撃」を繰り広げるのか、今後のCMの展開も注目される。

反撃の狼煙を上げるNTTドコモの夏野剛氏

また同日より、同社のCMサイトおよびDoCoMo 2.0サイトにおいて、CMのムービーや各出演者の撮影中のスナップショット、出演者のこぼれ話などが掲載されている。