NTTドコモは23日、FOMA携帯電話の新機種「D904i」(三菱電機製)を発表した。2.8インチワイドQVGA液晶を搭載したスライド型端末で、本体を振ることで操作できる「モーションコントロール」機能などを搭載する。発売時期は5月~6月を予定している。

三菱電機製の9シリーズで定着したスライド機構とスピードセレクターを搭載

さらに16.8mmのスリムデザイン。全体的に凹凸も少ない

D901i以来続いているスライド機構を引き続き採用し、同じくD902iSより搭載されているダイアル型のコントローラー「スピードセレクター」も備える。加えて今回は、9シリーズとしては最も薄い厚さ16.8mmを実現した。スピードセレクターは新たに「ターボモード」機能が追加され、速く回転させるとiモードのページを表示している際などにより高速なスクロールが可能となった。

加速度センサーを内蔵し、本体を振る、傾けるといった動作に各種操作を割り当てられる「モーションコントロール」機能を搭載。着信したメールの本文表示、音楽再生中の曲送りといった操作を、本体を振って行うことができるほか、対応するゲームアプリの操作も可能。

同日発表された定額制音楽配信サービス「うた・ホーダイ」に対応するほか、D903i同様に「NOW PLAYING情報」取得機能付きFMラジオチューナーを搭載する。同様にFMトランスミッターも内蔵しており、再生中の音楽やGPSナビの音声をカーステレオなどのFMラジオに転送できる。

カラーバリエーションはブリリアントピンク / ミラーブラック / スーパーホワイト / ミラーワインの4色。モーションコントロールに連動するドコモダケなどの「マチキャラ」、同じく本体を傾けて操作するゲーム「タマラン」などがプリインストールされる。

寸法 110×49×16.8mm
重量 約114g
連続待受時間 約600時間(静止時)/約420時間(移動時)
連続通話時間 約180分
連続テレビ電話時間 約110分
メイン画面 約2.8インチ(240×400) TFT液晶 262144色
サブ画面
カメラ メイン:有効約320万画素CMOS(AF対応)/サブ:有効約10万画素CMOS
外部メモリ microSDカード