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【AGAの完治について】治る? 治らない? 治療のやめどきも解説

AGA(男性型脱毛症)は、日本人男性の約30%に発症すると言われている(※)脱毛症です。

放置すると徐々に進行していくため、クリニックで治療を受けることが大切ですが、治療を始めるにあたって、AGAが完治するのかどうか気になりますよね。

今回の記事では、AGAが治療によって治るのか治らないのかに焦点を当て解説していきます。

AGAの治療内容や治療のやめどき、減薬についてもご紹介しますので、これから治療を考えている人や治療中の人は、ぜひ参考にしてください。

※参照:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン(2017年版)

AGA治療で薄毛は治るもの? 治らないって本当?

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髪は、「成長期」(伸びる)→「退行期」(成長が止まる)→「休止期」(抜ける)というヘアサイクルを繰り返しており、健康な頭皮の人でも、1日に50~100本は抜けると言われています。

しかし、AGAを発症すると、「成長期」が短縮され「休止期」にとどまる毛包が多くなるため、髪が成長する前に抜けたり、生えてくる毛よりも抜ける毛が多くなってしまったりすることで薄毛になります。

AGAは完治しない

そこで、専門クリニックの内服薬や外用薬によるAGA治療では、この乱れたヘアサイクルを正常に戻すように働きかけるのですが、残念ながらAGAは完治しないと言われています。

現在の医療では、AGAの進行を薬によって止めることはできても、根本から治すことはできないため、治療をやめるとまた進行が始まってしまいます。

AGA治療は目標を設定することが大切

そのため、AGA治療では「完治」を目指すのではなく、「目標」を自分で設定し、治療をスタートすることが大切です。

「抜け毛を減らしたい」「今よりも薄毛が目立たないようにしたい」「フサフサした状態にしたい」など、人それぞれ目標は異なります。

この自分の設定した目標を達成すると、治療のゴールと言えるでしょう。

ただし、先述した通り、治療を完全にストップするとAGAの進行が再開するため、「このまま治療を続ければ、自分の満足できる状態が維持できるようになる」ことが、ゴールになるということを覚えておいてください。

AGAについては詳しくはこちらの記事で解説しています

>>【AGAとは】男性型脱毛症って何? 原因や特徴、対策を解説!
>>AGAの原因は遺伝? 男性ホルモンが脱毛を促進する仕組みを解説

AGA治療について

ここからは、AGA治療について確認していきます。

治療の種類

クリニックでの治療をスタートするためには、カウンセリングや医師による診察、血液検査を受けなければいけません。

AGAの治療の内容は、以下の4種類に分けられます。

治療の種類 内容
内服薬 抜け毛を抑制する有効成分「フィナステリド」もしくは「デュタステリド」を主成分とする治療薬の内服をします。

 

・フィナステリド主成分:プロペシア

・デュタステリド主成分:ザガーロ

※ジェネリックあり

外用薬 発毛効果を持つ「ミノキシジル」の外用薬の使用。

クリニックによっては「ミノキシジル」の内服薬の取り扱いも有りますが、AGA治療薬として承認を受けているのは外用薬のみです。

育毛メソセラピー 頭皮に直接、有効成分を注入することで薄毛を改善します。
自毛植毛 薄毛になり難い後頭部や側頭部の髪を、髪を生み出す皮膚組織ごとに採取し、薄毛が気になる部分に移植します。

※クリニックによって、実施している治療・取り扱っている治療薬は異なります

内服薬と外用薬による治療が一般的ですが、より効果を実感したい場合は育毛メソセラピーも実施したり、薄毛の症状を根本から改善したい場合は自毛植毛を行ったりするなど、目的や症状によって選択することができます。

治療の効果はいつ頃から感じる?

内服薬や外用薬によるAGA治療の効果を実感するまでの期間は、早い人で3カ月、一般的には6カ月ほどだと言われています。

「治療を始めるとすぐに髪の毛が生えてくる」と思っていると、効果がないと感じ、中にはAGA治療を挫折してしまう人もいます。

治療をスタートする際には「AGA治療に即効性はない」「毎日欠かさず服用しても効果が出るまでに約半年かかる」この2点を注意しておいてください。

AGA治療の効果については詳しくはこちらの記事で解説しています

>>AGA治療で効果が出るまでの期間はどれくらい? やめるとどうなる?

効果を実感したら治療をやめてもOK? やめどきについて

AGA治療は進行性のため、治療で完治することはできません。

効果を実感できたからといって治療をやめてしまうと、AGAが再度進行し、せっかく減った抜け毛は増え、生えてきた毛髪も育ちにくくなってしまいます。

そのため、AGA治療を完全にやめることは難しいと言えます。ただし、薬を減らしていくことは可能です。

減薬するタイミング

AGA治療で一定の発毛効果を確認できれば、薬の量を減らしていくことを検討しましょう。ただし、自己判断はNG。医師の診察のもと減薬を行っていきます。

たとえば、「脱毛を抑制する働き」がある、フィナステリドまたはデュタステリドといった薬と、「発毛を促進する働き」があるミノキシジルという薬を併用している場合なら、発毛を促進する働きを持つミノキシジルのみを徐々に減薬していきます。

毛量に満足できたら、髪を増やす発毛治療はやめて、現状を維持するために抜け毛を予防する薬のみを服用するという考え方です。

自己判断での服用中止は振り出しに戻ることも

自己判断でAGA治療薬の服用をやめると、急激に抜け毛が増加し、中には数カ月で治療前とほぼ同じ状態まで戻ってしまう人もいます。

せっかく生えてきていた毛髪をまた失ってしまうのは悲しいですよね。

治療薬は、医師が経過を観察しながら徐々に減薬していきます。これまでの治療を無駄にしないためにも、決して自己判断をせずに、医師に相談しながら減薬を進めるようにしましょう。

AGA治療にかかる費用について詳しくはこちらの記事で解説しています。

>>AGA(薄毛)治療にかかる費用はいくら? 治療ごとの料金相場を調査

AGAの進行パターンと進行レベルをチェック

AGAの発症から放置期間が長くなると、ヘアサイクルが乱れた状態が長く続いたことで毛根自体が死滅してしまうことがあります。

そのためAGAの発症に早く気付き、できるだけ速やかに治療を受けることが大切です。

AGAの進行度について

AGAの進行度を判定する指標として「ハミルトン・ノーウッド分類」と呼ばれる分類法があります。

「ハミルトン・ノーウッド分類」はAGAの進行レベルを9つの型に分類したもので、型によって薄毛の進行状況が明確化されています。指標の数字はⅠ型からⅦ型まであり、ステージⅠからステージⅦに向かって進行していきます。

以下のAGA分類を見て、自分があてはまるものがないかチェックしてみましょう。

【ハミルトン・ノーウッド分類】

I型 額の生え際から薄毛になり、M字型にラインが後退し始めている状態

気付かない程度の薄毛

II型 I型よりもM字型の切れ込みが深くなっている状態
II Vertex型 II型に加え、頭頂部もO字型の薄毛が見られる状態
III型 II型からさらに進行、M字型の切れ込みがさらに深くなり、前頭部も薄毛になった状態
III Vertex型 III型に加え、頭頂部もO字型の薄毛になり、額と頭頂部の両方が薄毛になった状態
IV型 III型よりも生え際が後退し、頭頂部にO字型の薄毛も現れた状態
V型 IV型よりも生え際がさらに後退し、あと少しで頭頂部のO字型の薄毛とつながりそうな状態
VI型 M字後退した生え際とO字型の薄毛がつながって、側頭部と後頭部に毛が残った状態
VII型 VI型がさらに進行。側頭部の薄毛も進み、後頭部も頭頂部に近い部分は発毛がない状態

※M字型は、額の左右から薄毛が進行していくタイプ
※U字型は、前頭部全体から毛が後退していき、段々と額が広くなっていくタイプ
※O字型は、頭頂部にある「つむじ」のあたりの毛が薄くなっていくタイプ

「I型」は人から指摘もされず、自分でも気付きにくい段階です。

薄毛の原因はAGAとは限りませんが、「いつもよりも少し抜け毛が増えた気がする」「髪のハリ・コシが減った気がする」「髪がまとまりにくくなった」など、わずかな変化でも気付いたことがあれば、できるだけ早くクリニックに相談に行くことをおすすめします。

AGAの進行速度や進行パターンについて詳しくはこちらの記事で解説しています。

>>AGA(薄毛)の進行速度|どうやったら止まる? 進行パターンも紹介

AGAによる抜け毛なのか正常な抜け毛なのか分からない人は、こちらの記事を参考にしてみてください。

>>【AGAの見分け方】正常な抜け毛との違いは? 初期症状や特徴を解説

まとめ

AGAの治療や完治について覚えておくべきことは以下の通りです。

・AGAは治療により改善はするが完治はしない
・AGA治療は目標を設定することが大切
・AGAの治療薬に即効性はない
・治療をやめると、AGAは再度進行する
・治療薬を自己判断で中止をすると数カ月で元の状態に戻る可能性がある
・医師の指導のもと減薬は可能
・発症になるべく早く気付き、速やかに治療をスタートする

AGAは一般的に急激に進行することはないと言われていますが、治療をしなければ徐々に症状は進行していきます。

ほとんどのクリニックが無料でカウンセリングを実施しています。気になる症状があれば、まずは専門クリニックの無料カウンセリングで相談してみましょう。

こちらの記事では、全国展開をしているAGAクリニックをご紹介しています。クリニック選びの参考にしてください。

>>AGAクリニックおすすめ11選! 薄毛・発毛治療の費用と内容を解説

(パパ社長)

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