iPhoneの「通知多すぎ問題」には長い歴史があり、OSのアップデートで度々対応策が提示されてきましたが、完全な解決には至っていませんでした。代表的な問題点は、（1）必要な通知はちゃんと届けてほしい （2）それほど重要でない通知もゼロにはしたくない （3）アプリ個別に通知設定をする手間が面倒 といったところでしょうか。
iOS 15に追加された「通知の要約」機能を使うと、かなりの精度でこれらの問題に対策を打つことができます。
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iOS 15に追加された「通知の要約」機能。指定した時刻に重要度の低い通知がまとめて表示されます。タップすると個別に確認でき、アプリにアクセスできます
「通知の要約」とは？
「通知の要約」とは、アプリから通知がある度にバラバラと届けるのではなく、届いた通知を一時的に保留した上で指定の時刻にまとめて表示させる機能です。いわば通知の「まとめ配信機能」と言えます。
まとめ配信すると、 - ランダムに通知が届くことを防ぎ、気が散る回数を減らせる - 更新情報やクーポンなど、重要度の高くない通知を邪魔にならない形で活用できる といった利点があります。
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「通知の要約」は、指定したアプリからの通知を一時的に保留し、指定の時刻にまとめて表示させる機能です。ダイレクトメッセージや着信などの重要な通知は保留されず即時表示されます
「通知の要約」を設定する方法
「通知の要約」は「設定」から各アプリにまとめて設定することができます。
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「設定」から［通知］を開き、［時刻指定要約］→→［続ける］の順にタップ。（この画面が出るのは初回のみ）
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［要約に含めるAppを選択］で、まとめ配信に含めるアプリにチェックして［◯個のAppを追加］をタップ。［スケジュールを設定］で、まとめ配信を受け取る時刻を設定。回数の増減も可能です。最後に［通知の要約をオンにする］をタップします
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設定が完了しました。左上の［通知」をタップして元の画面に戻ります。まとめ配信の時刻が表示されていればOK
「通知の要約」の設定内容を変更する
「通知の要約」の設定内容は、下記の手順で変更することができます。
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「設定」から［通知］を開き、［時刻指定要約］をタップします
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配信時刻の変更には「スケジュール」の部分をタップ。まとめ配信に含めるアプリの編集は、下へスクロールして各アプリのスイッチをオン／オフします
各アプリの通知設定画面から個別に設定することもできます。
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「設定」から［通知］を開き、下へスクロール。設定変更したいアプリをタップ→［時刻指定要約］にチェック。これで次回からまとめ配信に含まれます
