2015年も、もうすぐ終わろうとしている。「今年こそは不摂生をやめよう」と目標を立てたはいいが、一向に達成されず、むしろ自分の「不健康レベル」は増す一方だった。

体内年齢が実年齢より20歳近く老け込んでいることや、動脈硬化の疑いなどがあることが判明。さらに、メンタル面をチェックしてみたら、"危険水域"の一歩手前だった。

「このままの生活を続けていると、ある日ポックリと……」という恐怖が頭をよぎり、今度こそ怠惰な生活を改めるべく、運動習慣をつけることを決意。その決意の証しとして、定額制のフィットネスレッスンサービス「Lespas(レスパス)」の利用を決めた。

定額で全国のスタジオを利用できる

Lespasは、毎月定額(スタンダード会員は税別9,800円)で加盟スタジオの全レッスンを「いつでも」「どこでも」利用できるフィットネスサービスだ。ヨガやピラティス、ボルダリング、ダンス、格闘技、ゴルフをはじめとした多彩なレッスンが、全国1,500以上(2015年12月時点)の加盟スタジオにて受講できる。

「APEX Climbing Gym 新宿西口店」

例えば、出社前に自宅近所のヨガスタジオで汗を流し、仕事終わりは同僚や友人たちとダンスを楽しむという使い方も可能。急に時間ができたときなどに、スマートフォンで希望エリアのフィットネスレッスンを簡単に検索・予約できることも利点の一つだ(当日の予約は6時間前まで)。

記者は11月某日、自分の好きな「ボルダリング」と初体験の「ロードバイク式トレーニング」にトライしてみた。

「APEX Climbing Gym 新宿西口店」の店内

やっぱりボルダリングは楽しい!

まずは、「APEX Climbing Gym 新宿西口店」にてボルダリングを満喫した。スタジオで行うボルダリングは、体ひとつで壁に配置されている人工的な石や岩を登るスポーツ。これまでに何度も経験しているが、いつも久しぶりに行うため、上達している感覚はない。ただ、難解なコースを制覇したあの瞬間は「気持ちイイ! 超気持ちイイ!! 」と叫びたくなるぐらい、充実感でいっぱいになるのだ。

ボルダリングでは、スタートからゴールまでに手や足を置ける場所が決まっている。当然、置けるスペースがせまい方が登りにくいし、移動距離が長いほど体への負担が大きくなる。各スタジオでは初級者から上級者まで楽しめるよう、複数のコース(レベル)が設けられているので、初体験の人でも安心して挑めるスポーツといえる。

1年ぶりぐらいに壁を登る

実に1年ぶりぐらいのボルダリングは、いつも自分が挑んでいるレベルにトライするも、ゴールしきれないことが多数……。あれ、体力落ちている?

スタッフの方から、「登る前にしっかりとゴールまでの手足を置く場所をイメージするといいですよ」とアドバイスを受ける。ええ、それはわかっているつもりですが……。事前に抱いていたイメージと実際では、非常に乖離(かいり)が……。

「ここまで登ればあそこに右手を置けるはずなのに……まったく届かない。ルートを間違えたのか? 」などと悩んでいると、一気に腕の消耗が進んでもうボルダー(人工的な石や岩)を持てなくなった。相変わらずエネルギーのロスが大きい登り方だと痛感するとともに、体力低下を実感した1つ目のスタジオだった。

ゴールまでのルートをイメージ

スタッフの方が見守る中で登る

ゴール! この瞬間の達成感ときたら……

ロードバイクに初挑戦

2つ目は場所を新宿から千駄ヶ谷へと移し、ロードバイク専門スクール&ジム「GranDiver」へとお邪魔した。同所は、「これからロードバイクを始めたい」「ロードバイクがもっと速くなるためのトレーニングを知りたい」などの悩みをもった人たちをサポートしている。

ロードバイク専門スクール&ジム「GranDiver」

そのために活用しているのが、コンピューターと連動されたローラー台だ。パソコン画面に表示される速度や、距離、心拍数などの情報を見ながら、トレーナーの北川賢太郎さんやプロのロードレーサー・金子大介さんがペダリングやフォームなどを解説してくれる。ロードバイクは未体験だが楽しそうだし、自転車はかなり汗をかけるので、今回初挑戦してみた。

まずはローラー台に設置されたロードバイクへの乗り方や、ギアチェンジなどの初歩的なところから一通り丁寧に説明してもらう。体験できるコースは200種類以上あり、レベルに応じて選択可能。実際に富士山でのレースに挑むことを想定し、「富士山コース」で練習する人もいるとのこと。超初心者の筆者に合わせ、まずは北川さんが少し勾配がある約10kmのコースを設定してくれた。

「GranDiver」の中の様子

プロのロードレーサー・金子大介さんは、明るく楽しくロードバイクの魅力を語ってくれる

自転車のこぎ方を科学的に分析

自転車をこぎ始めると、パソコンの画面上にはスピードや回転数を意味する「RPM」、ペダルを押すエネルギー量を表す「Watts」などが表示され、その数値がリアルタイムで変化していく。

少し時間がたち、Wattsの値が100を超えると、北川さんが「自転車を始めたばかりの人はこれぐらいです」と話してくれた。ただ、日本の実業団レベルの人はこの値が250とか300とかになり、世界チャンピオンレベルになると400になるとか! いかにサイクリストのパワーがすごいかがわかる。

パソコンの画面上に速度や心拍数などが表示される

実際のレースで撮影された風景を楽しむこともできる

画面左側に表示されているいびつな2つの丸は、左右の足のペダリングの状況を表している。この丸をできるだけきれいな円にすることが大切

さらに、画面上に表示される左右の足のペダリング状況を見ながら、自転車を効率よくこぐための秘訣(ひけつ)も教えてもらった。

「このめがねのような丸が欠けていると、その場所に力が入っていないということです。理想のフォームのため、この丸をなるべくきれいな円に近づけるようにするのですが、その近づけ方の感覚は人それぞれです」。

北川さんによると、筆者はひらがなの「こ」の字を表す動きができていないという。つまり、ペダルを単に上下動させているだけで、しっかりと横に回しきれていないのだ。画面上の丸がきれいな円にちょっとずつ近づいていくとうれしい。この感覚を「自分のスタンダード」にすれば、体力のロスを少なく自転車をこげるというわけだ。

この後、いろいろとレクチャーしてもらいながら、勾配のきついコースも体験し、トータルで40分ほど自転車をこいだ。1時間足らずのレッスンだったが、サウナに入ったかと錯覚するぐらい汗だくになり、こちらも超気持ちよかった!

トレーナーの北川賢太郎さん(右)にマンツーマンで指導してもらいながら、ロードバイクを楽しんだ

今回体験したアクティビティー以外にも、「居合」「カポエラ」「加圧トレーニング」など、挑戦したいものは山ほどある。ちょっとしたお試し気分で新たなアクティビティーにトライするにも便利なLespas。これならば、2016年こそは「脱・不摂生」を達成できそうだ……!