マイナビニュースでこのほど、「うつ検定テスト」がスタートした。選択式の20問の質問に回答することで、現在の「心の健康具合」がわかるようになっている。毎日の仕事を自転車操業のようにこなしている独身アラサーの筆者も、現在のメンタルヘルスを判定してもらうことにした。

精神科医が監修し、解説も読める

今回スタートした「うつ検定テスト」は、東京の城東地区に基盤を置く桐和会グループに所属し、日本精神神経学会専門医、精神保健指定医である波多野良二医師が監修。問題は計40問ある中からランダムに20問が表示され、各質問に回答した後には波多野医師による簡単な解説テキストが読めるという仕組みになっている。

早速挑戦してみると、1問目には「生きがいがある」との問いが。生きがいかぁ……。友人たちとバカやっているときは楽しいし、おいしいご飯を食べるのも好きだし、趣味の時間も充実しているし……。「いつも」の選択肢を選ぶと、波多野医師の解説テキストが表示された。

もっかの生きがいはおいしいご飯屋を探すことだ

「生きがい=楽しみです。ある方はこれからも大切にしましょう。ない方はこれから見つけていきましょう」。

そうだよな、やりたいことや楽しいことがあるからしんどい仕事もがんばれるんだよな。ちょっと励まされた気がするな!

実際に質問に回答していく

第2問は「細かいことは気にしない方だ」か。テレビやDVDのリモコンは所定の位置にないと嫌だし、記事作成依頼のメールが抽象的だと「これ、どういう意味? どういうテイストで仕上げればいいの? 」と依頼者を質問攻めにするからな……。

よし、「当てはまらない」を選択だ。うん? 解説テキストには「小さなことにとらわれないのは、自分にとっても周囲の人たちにとっても、居心地よく生活するための重要な条件の一つです」の文字が! 知らないうちに、自分や周囲にとって居心地が悪い環境を作っていたのかな……。もう少しおおらかになろう。

さぁ、気を取り直して第3問だ。「生活が不規則になりがちだ」か。これは「めったにない」だな。なぜなら、「毎日規則正しく終電まで仕事をしている」からな……。

波多野医師が「不規則だという場合はなるべく早めに就寝するよう心がけるとよいですね。食事も気をつけましょう」と、解説テキストを通じてアドバイス。帰宅したら日付をまたいでいることも度々だが、スマートフォンをいじったりテレビの深夜番組を見たりせず、早めにベッドに入るようにしよう。

質問に回答すると解説テキストを読める

「仕事に追われている感じがする」には、迷いなく「いつも」を選択した

次は「外見に構わなくなった」。そうだなぁ……。最近はよく帰宅後の深夜にやけ食いしているせいか、ちょっとおなか周りが気にはなってきているけれど……。合コンもすっかりご無沙汰だから、あまり気にしなくなっているのかも。ここは「まあまあ当てはまる」を選択しよう。もうちょっと気にするようにしないと、「非モテロード」まっしぐらだな……! 節制しよう。

最終結果は……

その後も「気持ちの切り替えが苦手だ」「自分自身の生活に不満は少ない方だと思う」「将来に不安がある」「仕事に追われている感じがする」などの質問に次々と答えていった。個人差はあるだろうが、3分もあればすべてに回答できそうな感じだ。

最後の質問には「しばしば」を選択。時々、自分の殻にこもりたいときがあるんです

そして迎えた20問目。「人との会話が苦痛だ」に「しばしば」と回答して、いよいよ最終結果だ。判定結果の書き出しは「ちょっと心配、お疲れかもしれません」。うーん、自分では大丈夫と思っていても、どこかちょっと無理をしていたのかもしれないな。

続いて「まずは休息、気分転換によりストレスを抱え込まないようにしましょう。時間とともに、さらに調子が悪くなるようでしたら、専門医に相談してください」との解説が表示されていた。なお最終結果は、今回のものに「今のところ大丈夫」と「場合によっては専門医に相談しましょう」を加えた3パターンあるので、実際に試す際の参考にしてほしい。

やや「お疲れモード」との結果だった

今回の検定テストが絶対正しいというわけではないし、テスト前に何らかのショックな出来事があったなどしたら、普段とは違う結果になる可能性もある。だが、自分の心の現状を知る基準になりうるし、メンタルヘルスに関する知識も学べるという点も事実だろう。そしてなにより、問題に1問ずつ回答して、現在の自分のライフスタイルをあらためて振り返ることができた点が意義深かったように思える。

筆者は今回の結果を受けて、もう少し仕事をセーブして、自分の時間をもっと作るための努力をしようと決意した。