2016年9月28日(日本時間)、スペースXのイーロン・マスクCEOは、2020年代から人類を火星に移民させるという壮大な構想を明らかにした。巨大なロケットと宇宙船からなる「惑星間輸送システム」を開発し、早ければ2022年から移民を開始し、そして40~100年かけて火星に人口100万人以上の自立した文明を築くという。本連載では、マスク氏が思い描く「火星移民構想」はどのようなものなのか、そして実現する見込みはあるのかについて解説する。
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