ビデオ会議が日常的にビジネスコミュニケーションツールとして利用されるようになると、音声の聞きづらさや臨場感のなさがストレスとして積み重なる。そのようなストレスを簡単に解消してくれるのが、高性能スピーカーフォン「Poly Syncファミリー」の3製品と、カメラを内蔵したUSBビデオバー「Poly Studio」だ。今回は各製品の具体的な活用シーンをいくつか紹介しよう。

“その場”ですぐに会議がスタート!ちょっとした打ち合わせにも便利な「Poly」製品

「Poly Syncファミリー」と「Poly Studio」は、ともにUSB接続とBluetooth接続に対応しており、PCやタブレット、スマートフォンに簡単に接続できる。デイジーチェーン接続や外部カメラと接続をする場合、IT管理者が使用環境に合わせた設置や初期設定を行い、あとは“その場”で端末を接続するだけで即座に会議を始められる。そのため、ハドルルームやちょっとした打ち合わせスペースに会議用スピーカーとして設置しておくのもおすすめだ。こうすることで、スピーカーフォンを持ち合わせていないときに急きょ会議をすることになっても、PCに会議用として設置されていたスピーカーを接続するだけでビデオ会議をスタートできる。

会議の規模や形式にあわせてモデルが選べる「Poly Syncファミリー」

「Poly Syncファミリー」の中で「Poly Sync 20」は、最もコンパクトで個人利用に最適だ。本体にはストラップホールが用意されており、付属のストラップをつけて持ち運びが可能だ。実際に従業員に配布している企業が多く、在宅勤務だけでなくコワーキングスペースや取引先、出張先などに持ち運ぶことで、どこでも質の高い会議を実現できる。

たとえば、営業担当とは別に技術者などを商談に同席させたくても、経費や時間などを理由に参加できなかった場合、機会損失につながりかねない。営業担当が取引先に赴き「Poly Sync 20」を使いビデオ会議で技術者に繋ぐことで、経費や移動時間のロスなく商談に参加できる。

また、これからはオンラインと対面を組み合わせたハイブリッドワーキングが主流になりつつある。「Poly Sync 20」を使えば、大人数での訪問を制限しながら質の高い商談を実現できるだろう。

  • Poly Sync  20

    出先での利用も可能な「Poly Sync 20」

「Poly Sync 40」および「Poly Sync 60」は、ハドルルームから小・中規模会議室での利用に適した機種だ。さらに2台をデイジーチェーン接続することで、大規模会議室などの広い場所にも対応できるため、会議室の規模に応じてカスタマイズした使い方がおすすめだ。

高度な授業・トレーニングにも対応するUSBビデオバー「Poly Studio」

「Poly Studio」は「Poly Syncファミリー」とほぼ同様の音声機能を備えており、USBビデオバーとしてカメラを内蔵しているのが特徴だ。大型ディスプレイの上部または下部に設置することで、本格的なビデオ会議システムを構築することができる。 USBビデオバー「Poly Studio」は、より大規模な会議室向けに設計されているが、学校や企業で実施されるトレーニングでの利用例も多い。たとえば話者トラッキング機能により、教員が動き回ってもフレームアウトすることがなく音声もクリアなため、対面と同じ感覚で授業を行える。トラッキング機能は、リモコン操作でオン・オフを切り替えられるため、教室全体を映したり教員の動きに合わせたりなどの使い分けが可能だ。オフにする場合は手動で調整したアングルを2カ所まで登録できるプリセットボタンを使用できる。プリセットボタンを使えば、ホワイトボードを映しながら説明しつつ、ズーム機能を使って教員の手元を映し実技的な部分を補うといった使い方も可能だ。

リアルタイムのオンライン授業だけでなく、高性能なマイクとカメラを生かし、オンデマンド授業のような動画コンテンツの配信にも使えそうだ。セミナーや講演でも、バストアップ画像ばかりでなく動きを加えることで、より魅力あるコンテンツに仕上げることができるだろう。さらにトラッキング機能を利用した面白い例として、格闘技道場のリモート講義が挙げられる。授業のように左右に数歩動く程度の動作だけでなく、格闘技のような大きな動作の追尾が可能な「Poly Studio」だからこそできる活用方法だ。

重量は2342gあり持ち運びには適していないが、ディスプレイの上部または下部に設置が可能で、キャスター付きスタンドと組み合わせれば、会議室や教室から手軽に移動できる。ぜひ参加者の眼の高さに近いところで使ってほしい。

  • Poly Studio

    高性能なカメラ機能を持つ「Poly Studio」

ハイブリッドワーキング時代に向けて質の高いビデオ会議環境を実現しよう

今回は簡単に活用シーンをいくつか紹介したが、「Poly」製品はあらゆるシーンで応用が可能だ。とにかく手軽に使いたい、音声面の課題を解決したい場合は「Poly Syncファミリー」を、映像・音声ともに高品質が求められる場合は「Poly Studio」を選択すると良いだろう。

コロナ禍をきっかけにあらゆる業種・業態においてビデオ会議の利用が急増し、現在はリモートと出社を組み合わせたハイブリッドワーキングを採用する流れが強い。たとえコロナが収束しても以前のような対面を基本としたビジネスには完全に戻らないと言われている。ビデオ会議をコロナ禍の代替手段として捉えるのではなくニューノーマルな会議形式として、ぜひビデオ会議環境の改善に取り組みたいところだ。

機種選びのアドバイスや購入の相談は、株式会社サテライトオフィスがいつでも受け付けている。ストレスのないビデオ会議環境を整えることで、ビジネスをさらに発展させるツールとして活用への一歩を踏み出してほしい。

監修:原口 豊(はらぐち・ゆたか)

大手証券会社システム部に在籍後、1998年、サテライトオフィス(旧ベイテックシステムズ)を設立。2008年、いち早くクラウドコンピューティングの可能性に注目し、サービスの提供を開始。Google Workspace(旧称:G Suite)の導入やアドオンの提供で、これまで実績4万社以上。「サテライトオフィス」ブランドでクラウドサービスの普及に尽力している。

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