■複数の予定表を管理できるMicrosoft Outlook

Microsoft 365の中核となるWebアプリはなんと言ってもMicrosoft Outlookです。単なるメーラーではなく、予定表、連絡先、ファイル共有、Teamsを初めとする各Officeアプリとの連携など、非常に高機能で、Microsoft 365の多数のアプリ群のハブとなる存在です。
今回は、そのOutlookの機能の中から、予定表を取り上げます。

Outlookには既定の設定で「個人の予定表」という予定表が用意されています。多くのユーザーは、その既定の予定表をそのまま使っていることでしょう。
しかし、Outlookでは、この既定の予定表に加えて、自分で予定表をいくつも追加できます。たとえば、特定のプロジェクトに関する予定表、部署の予定表、あるいは趣味やプライベートの予定表を作成し、使い分けることができます。
新しい予定表の作成方法を紹介しましょう。

■新しい予定表の作成

今回はWebアプリ版Outlookで紹介します。
EdgeやChromeなどのWebブラウザでMicrosoft 365にサインインし、Outlookを開いてください。

(1)「予定表」をクリックして予定表を開く
(2)「予定表を追加」をクリックする

(3)「空白の予定表を作成する」をクリックする

(4)予定表のタイトルを入力する
(5)予定表のシンボルカラーをクリックして選択する
(6)チャーム(シンボルとなるアイコン)をクリックして選択する
(7)「保存」をクリックする

シンボルカラーを設定するとき、「カスタマイズ」をクリックすると、パレットにない色を自分で作れます。

(8)「×」(閉じる)ボタンをクリックして予定表作成ページを閉じる

このページで再度手順(4)~(7)の操作をして、複数の予定表を連続して作成することもできます。

■予定を作成する

予定表に予定を作成する方法を紹介します。複数の予定表があるとき、どの予定表に予定を作成するか選択します。

(1)最初から使えていた既定の予定表
(2)新しく作成した予定表
(3)「新しいイベント」をクリックして予定を作成する
(4)予定日をダブルクリックして予定を作成することもできる

(1)予定のタイトルを入力する
(2)「v」をクリックする
(3)予定を作成する予定表をクリックして選択する
(4)予定の日時や内容を入力する
(5)「保存」をクリックして予定を作成する

■複数の予定表の表示

作成した複数の予定表は、重ね合わせて表示します。
たとえば、以下の例では「予定表」「日本の休日」新しくサンプルとして作成した「ZAOスポーツ倶楽部」の3つの予定表の予定を重ね合わせて表示しています。

(1)予定表リストの展開、折りたたみボタン
(2)各予定表名の前にあるチェックマークをクリックして表示をON/OFFできる
(3)既定の「予定表」に作成した予定の表示
(4)新しく作成した予定表に作成した予定の表示。チャームのデザインで見分けやすい
(5)「日本の休日」に登録されている予定(休日)

予定表の名前の先頭にあるチェックマークをクリックすると、その予定表の表示、非表示を切り替えられます。

なお、Outlookの予定表に休日の表示がないと思っているユーザーもいるかと思いますが、実は、Outlookにはあらかじめ「日本の休日」という予定表が用意されています。ただ、既定の設定では非表示になっていますので、上記の画面のように「日本の休日」のチェックマークをONにすることで、予定表に休日を表示できます。

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