LINEが法人向けに提供している「LINE WORKS」。LINEのチャットによるコミュニケーションやインターフェースを踏襲し、グループウェアの機能を加えた、ビジネス向けのSNSツールで、1ユーザーあたり月額300円(ライトプラン)から利用できる。

その「LINE WORKS」の機能のひとつとして、今回スポットを当てたいのが、「Drive」機能だ。月額500円の「ベーシックプラン」、同1000円の「プレミアムプラン」の上位プランのみで利用できる機能だが、1ユーザーあたりそれぞれ30GB、1TBものストレージ容量が提供される。

監修:原口 豊(はらぐち・ゆたか)

大手証券会社システム部に在籍後、1998年サテライトオフィス(旧ベイテックシステムズ)を設立し社長就任。2008年に、いち早くクラウドコンピューティングの可能性に注目し、サービスの提供を開始、G Suite(旧名:Google Apps)の導入やアドオンの提供で、これまで実績2万社以上。「サテライト・オフィス」ブランドでLINE WORKSの普及に尽力。



提供:サテライトオフィス

Drive機能は、"トークルーム"ごとに割り当てられるもので、ファイルをわざわざ別のストレージサービスからダウンロードしたうえで共有する必要がなく、「LINE WORKS」のアプリ内で完結できるので、手間が省けるうえに、連携ミスの防止や、進捗状況の可視化もできる。トークルーム間でファイルを移動することも可能だ。

  • トークルームごと、自由にファイルの行き来ができる

    トークルームごと、自由にファイルの行き来ができる

「LINE WORKS」には、実は"共有ストレージ"という別の機能もある。こちらは全メンバー共通で利用する共有の記録領域で、「ライトプラン」でも提供されている。

利用できる基本容量は、「ライトプラン」が100GB、「ベーシックプラン」が1TB、「プレミアムプラン」が10TB。個人用のDriveとは違い、全体でのファイルサーバーのため、メンバー全員で容量をシェアしていることになる。管理者のみ使用容量を把握できるが、システム的に個別に容量を制限したりはできないため、プロジェクト終了後1ヶ月以内に各自でファイルを消去するなど、メンバー間でルールを決め、モラルを遵守した運用が不可欠となる。

前述のとおり、ストレージはトークルームごとに割り当てることができるものだが、メンバーが自分1人だけのチームルームを作って容量を割り当てれば、個人用のストレージとして利用することも可能だ。やや"裏技"的な使い方ではあるものの、Driveに保存されたファイルやフォルダは、リンクで手軽に外部共有することもでき、ワンタイムパスワード認証や有効期限などのアクセス権限設定機能もあり、さらにセキュアに共有できるので、上手に活用して、業務効率アップにつなげてほしい。

  • Driveに保存されたファイルは自由に、かつ安全に共有することができる

    Driveに保存されたファイルは自由に、かつ安全に共有することができる

サテライトオフィス


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