月額300円の「ライトプラン」でもカレンダー機能の利用が可能に

"ビジネス向けLINE"として2017年2月にサービスが開始された「LINE WORKS」。LINEのインターフェースや使い勝手をそのままに、グループウェア的機能を追加するなど、よりセキュアな環境でビジネス用途にも活用できるコミュニケーションツールとして進化したサービスだ。

クラウド型のサービスであるゆえ、サービスを開始して以降も機能拡張や改良など、随時バージョンアップを重ねている。そんななかでも今回は「カレンダー」ツールに注目して、便利な機能や活用法を紹介したい。

「LINE WORKS」のカレンダーは、以前は「ベーシックプラン(月額500円）」、「プレミアムプラン(同1000円）」のみの機能だったが、現在は「ライトプラン(同300円）」を含むすべての有料プランで利用可能になった。スケジュールを管理する機能だが、グループメンバーと予定を共有する"グループカレンダー"としても利用できる。

• 月額300円プランにもカレンダーのグループ利用が追加された

各ユーザーが作成したカレンダーを公開設定することにより、グループで共有できるようになり、例えば、イベントやセミナー用の予定表を、メンバー全員で随時確認することができ、情報共有がスムーズに行える。

タスク機能やリマインド通知機能といったグループウェアの一般的な機能はもちろん、カレンダーに登録された予定が更新された際に通知をして見逃すのを防ぐ「購読」機能や、カレンダーと連動した社内会議室の予約機能なども利用できる。他のツールでメンバーのスケジュールをわざわざ確認する必要がなく、複数のメンバーでまとめて確認できることから、スケジュール管理の手間を省いて、連携ミスなども防げる。

新たに拡充された機能として、トークルームで作成された"チーム/グループカレンダー"を、「カレンダー」の管理画面からも参照できるようになった。チーム/グループのトークルームで「予定機能」を有効にしておくだけで、"マイカレンダー"の下に"チーム/グループカレンダー"が7つまで表示される。自分のカレンダー(＝"マイカレンダー"）に、トークルーム単位のカレンダーを重ね合わせることができるため、ミーティングやシフトの管理といった用途に便利に活用できる。

• 自分、チームのスケジュール、施設予約などあらゆる予定を統合して管理できる

円滑なビジネスには、メンバーとの情報共有、コラボレーションに加えて、綿密なスケジュール管理が不可欠なスキル。それらすべての要素をシームレスに実現できる「LINE WORKS」のカレンダー機能は、ビジネスシーンにおける心強い相棒として活躍してくれるに違いない。

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