デルから世界初という5,120×2,160ドットの高解像度40型曲面大型ディスプレイ「Dell デジタルハイエンドシリーズ U4021QW 40インチワイド曲面USB-C HUB モニター」が登場した。多くの情報を表示できる超高解像度、画面に集中しやすい曲面仕様、Thunderbolt™ 3にも対応する豊富なインタフェースを持ち、デスクトップ、ノートPCどちらと組み合わせても仕事の効率をアップさせてくれる1台。さっそく、その使い勝手を紹介したい。
「Dell デジタルハイエンドシリーズ U4021QW 40インチワイド曲面USB-C HUB モニター」は、40型の大型サイズ、画面比率が21:9というウルトラワイド、WUHD(5,120×2,160ドット)の高い解像度が魅力の液晶ディスプレイだ。4K(3,840×2,160ドット)に比べ、約34%も画面上のスペースが広いことになり、より多くの情報を表示できる。テレワークが推進されている今、ビデオ会議をしながら資料を開いたり、Slackなどのコミュニケーションツールを使いながら文書を作成したりと、多くのアプリを同時に使うのが当たり前となっている。
それだけに、ウィンドウを重ならずに多くのアプリを画面上に配置できるだけの解像度があるのは非常に便利。仕事の効率化にも大きく役立つ。
また、曲面スクリーンである点も大きな特徴だ。曲率は2500R(数字が小さいほど曲がりが大きくなる)と高く、40型という大型サイズもあって視野全体が画面になり、仕事に集中しやすい。さらに、曲面であることは、画面を正面から見た場合と首を振って端側を見た場合、そのどちらも視点からの距離がほとんど同じになるため、非常に見やすい。これはフラットな液晶にはない利点だ。
またIPSパネルを採用しており、垂直、水平とも視野角178度とほぼ真横から見ても見え方に変化がなく、Windowsの標準的な色域であるsRGBはカバー率100%、デジタルシネマ向けの色域であるDCI-P3はカバー率98%と色の再現力にも優れている。なお、応答速度は標準で8ms(GtoG)。
ただ、サイズがスタンドを含めて幅94.66cm×奥行き24.8cm×高さ45.78cmとかなり大型だ。幅120cmクラスのデスクではないと設置は難しいだろう。重量も13.8kgあるので、持ち上げるときも注意が必要だ。
インタフェース類をチェックしよう。映像入力として、HDMI×2、DisplayPort×1、Thunderbolt™ 3(Type-C形状)×1が用意されている。Thunderbolt™ 3は映像入力に加えて90WのUSB PDにも対応、USB PD対応のUSB Type-Cを備えるノートPCと組み合わせれば、ケーブル1本でノートPCの映像を表示でき、充電まで行えるのが便利だ。
その一方で、WUHD(5,120×2,160ドット)という高解像度仕様なので、接続するPCがこの解像度での出力に対応しているかは事前に確認しておきたい。古めのPCでは対応していないこともあるためだ。また、HDMI接続時はリフレッシュレートが30Hzとなってしまうため、60Hzで表示させたい場合はDisplayPortかThunderbolt™ 3接続を利用しよう。
このほか、USB 3.2 Gen 2(10Gbps)に対応するType-A形状のUSBが4ポートあるので、キーボードやマウスの接続に使えるほか、15Wの出力を持つUSB Type-Cポートも用意。そのため、スマホも手軽に充電できる。ディスプレイがさまざまなデバイスを接続するためのハブとなってれるのが非常に便利だ。
なお、組み合わせるノートPCとしてオススメしたいのが、「Latitude 9410 2in1」などノートPC向けの第10世代インテルR Core?プロセッサーを搭載するモデルや、「New Latitude 3420」や「New Latitude 5420」など、第11世代インテルR Core? プロセッサーを搭載するモデルだ。
第10世代 インテルR Core?プロセッサーではThunderbolt™ 3が、第11世代インテルR Core? プロセッサーではThunderbolt™ 4が標準サポートされており、多くがUSB Type-Cによる充電とディスプレイ出力に対応しており、「Dell デジタルハイエンドシリーズ U4021QW 40インチワイド曲面USB-C HUB モニター」と接続しやすいためだ。
スタンドも高機能だ。上下の角度調整、左右への旋回、高さの調整も可能。スタンドの底面にはケーブルを通してまとめることができる穴が用意されている。
①画面、左回転、スタンド最下部 |
②画面、左回転、スタンド最上部 |
③画面、右回転、スタンド最下部 |
④画面、右回転、スタンド最上部 |
実際に1週間以上試用してみたが、WUHD(5,120×2,160ドット)の解像度は想像以上に仕事を快適にしてくれた。資料後見ながら原稿を執筆したり、必要に応じてPhotoshopでレタッチしたりと複数の作業を並行することが多いため、多くのアプリを同時に起動してもウィンドウを重ねることなく使えるのは非常に便利。視野全体が画面になるのも仕事に集中しやすかった。
このほか便利なのは2台のPCの映像を同時に表示できるPbP(Picture-by-Picture)とPiP(Picture-in-Picture)に対応していること。複数のPCを使ってテストを使う業務にはピッタリと言える。また、一つのキーボードとマウスで2台のPCを操作できるKVM機能も搭載。
意外にもよかったのは底面に配置された9W×2のステレオスピーカーだ。ディスプレイ内蔵のスピーカーとしては出力があるのに加え、ディスプレイが大きいだけに二つのスピーカーが離れているため、左右の音がしっかりと分かれた、いわゆるステレオ感が楽しめる。曲面による没入感に加えて、臨場感のある音で映像を見られるのはなかなかよいものだ。
40型の大画面、多くのアプリを表示できるWUHD(5,120×2,160ドット)の高解像度、仕事の集中しやすい曲面スクリーン、ノートPCと連係しやすいThunderbolt™ 3対応とスペックも機能も充実している。設置スペースの確保は大変だが、それだけの価値がある1台だ。
Dell デジタルハイエンドシリーズ U4021QW 40インチワイド曲面USB-C HUB モニター
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原稿 芹澤正芳
撮影 福田栄美子
監修 デル・テクノロジーズ株式会社 マーケティング統括本部
広域法人マーケティング シニア・アドバイザー 粟津和也
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