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    オリックス・レンテック株式会社
    (右から)
    中須仁平氏 ICT事業推進部 副部長 購買第二チームリーダー
    桜井紀明氏 ICT事業推進部 購買第二チーム マネジャー
    石原稔氏 ICT事業推進部 購買第二チーム マネジャー

これまでワークステーションは、設計・解析などを中心としたエンジニア向けの業務で利用されてきたが、昨今は一般的な業務のなかでも活用されるケースが増加傾向にある。業務の多様化により、リアルタイムで画像や動画を扱うシーンも増えておりGPU処理の重要性が高まってきたためだ。しかしワークステーションは、高額かつ製品ライフサイクルが早いため、「陳腐化」というリスクが伴う。そのため、導入ハードルの高さに頭を悩ます企業も少なくない。

そこで注目されているのがワークステーションのレンタルだ。ICT機器を幅広く取り扱うオリックス・レンテックでは、ワークステーションの最新モデルを常時取りそろえ、これまで多くの顧客に提供してきた。今回は、同社の担当者にワークステーションレンタルの最新動向と活用ポイントを聞いてみた。

利用シーンが急拡大するワークステーション

ビジネス環境や働き方が大きく変わる中、エンジニアだけでなく、営業や分析担当者、高度な計算を行うオフィスワーカー、在宅勤務のリモートワーカーなど、さまざまなユーザーがワークステーションを利用しはじめている。

その背景には、ビジネスシーンでより高い性能を持ったPCが求められていることにある。たとえば、オンライン会議で「PCの動作がフリーズする」「音や映像が遅延する」といった現象に直面することが増えた。ネットワークの遅延によるトラブルと考えられがちなこの現象だが、実はPCのグラフィック性能不足によって引き起こされるケースも多い。そこで、これらの課題に対応するためにワークステーションの採用を検討する企業や団体が増えている。

中須仁平氏

中須仁平氏

また、業務自体が多様化し、ワークステーションの利用に適した業務が増えていることも大きい。実際に、建設業の営業担当者は、営業ツールとしてCADデータを顧客に提示したり、動画を使ったプレゼンテーションをする際にワークステーションの利用を始めている。また、金融アナリストや保険解析業務に携わるデータサイエンティストは、複雑な計算や処理をリアルタイムで行うための端末としてワークステーションを活用している。

オリックス・レンテックの中須仁平氏は、ワークステーションに対するこうしたニーズの高まりについて、次のように説明する。

「リモートワークやオンライン会議、ウェビナーなど一般業務が多様化したことに加え、エンジニアでなくても解析や設計、3Dデザインといった画像や動画データを扱うシーンが増えてきたことで、より生産性を高めるためにハイスペックPCとしてワークステーションを検討するユーザーが増えています。」(中須氏)

ワークステーション導入の最大の敵は「陳腐化」

しかし、ワークステーションは高額であり、そう簡単には導入できないのが実情だ。なぜなら、「陳腐化」というリスクが伴うためだ。オリックス・レンテックの桜井紀明氏はこう話す。

桜井紀明氏

桜井紀明氏

「GPUを含めたハードウェアの性能は日進月歩、マシンの性能は生産性や成果に直結します。そのため、GPUは特に最新・ハイスペックのものを使いたいというニーズが多くあります。しかし、自社購入した場合には、一定期間利用しないとコストに見合わないとの考えからマシンを長期間保有しがちであり、結果的に陳腐化リスクに直面します。このようなことから、設計・解析業務用に導入する場合も、GPUを搭載するワークステーションについては陳腐化を考慮した導入を検討する必要があります。

また、たとえば『ある期間限定のイベントで、3D映像の処理や解析のデモンストレーション用にGPUリソースが必要となる』『新製品の開発で、生産性向上のために一時的に大量の台数のワークステーションが必要になる』といったケースの場合に、予算が確保できない、または購入してしまうと長期で利用する必要があるなどの問題にも直面します。」(桜井氏)

こうした陳腐化リスクを避ける最適な手段がレンタルだ。桜井氏はレンタルのメリットについてこう話す。

「ワークステーションをレンタルで利用することで、高額になりやすい初期投資を抑えることができます。また、高額なグラフィックボードのみのレンタルも可能で、最新機器を利用することで機器の陳腐化を防止し、生産性の向上を図ることができます。

またさまざまな業務やプロジェクトで発生するニーズに応じて、最適なモデルを必要な台数・必要な期間だけご利用いただくことが可能です。たとえば、ワークステーション50台を3か月間だけ利用したいというニーズが発生した場合、その期間だけ利用し期間が終了したら返却いただくということが可能になります。

さらには『購入に伴う固定費を削減したい』『資金の流動性を確保したい』などのニーズにも適しています。用途や予算に応じてうまくレンタルサービスを利用することがお客さまにとっても大きなメリットになると思います。

膨大なデータの解析や3D CAD設計などの高度な演算処理に欠かせないGPUコンピューティングは、必要不可欠なインフラとも考えられます。このGPUコンピューティングを実現するためのワークステーションを必要な台数と期間だけ利用できるのがレンタルサービスの魅力です。」(桜井氏)

利用シーンに合わせた日本HPの3モデルを推奨

オリックス・レンテックは、業務の多様化やワークステーションに対するニーズの拡大を受け、サービス内容を充実させてきた。現在は、80種類以上のワークステーションをレンタルとして提供できる体制を整えている。また、ワークステーションを利用シーンごとにメニュー化して提供していることもポイントだ。オリックス・レンテックの石原稔氏は、利用シーンごとのワークステーションの選び方についてこう説明する。

石原稔氏

石原稔氏

「特におすすめできるのが日本HPの3モデルです。1つめは、非エンジニアで動画や3Dデータなどを取り扱うユーザーに向けたモバイルワークステーションのローエンドモデル『HP ZBook Firefly 14 inch G8』。2つめは、3D CADエンジニアやVRクリエイター、デザイナーなどが汎用的に利用できるモバイルワークステーションのミッドレンジモデル『HP ZBook Fury 15.6inch G8』。そして3つめは、各種解析や深層学習、ビッグデータ分析、AIモデル作成、HPC用途などにも利用できるタワー型のハイエンドモデル『HP Z8 G4 Workstation』です」(石原氏)

オリックス・レンテックでは、日本HPのワークステーションを、性能やサイズ、CPU、GPUの違いなどで30モデル以上取りそろえている。

「日本HPのワークステーションは、信頼性や堅牢性といった品質の高さはもちろん、コストパフォーマンスの高さと納期の早さが大きな特徴です。世界的に物流が混乱するなか、安定的に本体や部品を提供できます」(石原氏)

ワークステーションはもはやエンジニアだけのものではなくなっている。経営資源を賢く使いTCO削減や生産性向上につなげるためにも、ぜひ日本HP製の「ワークステーションレンタル」の導入を検討してみてはいかがだろうか。

関連リンク

― 製品ラインアップ ―
・「ZBook Firefly 14 G8 Mobile WS」
・「ZBook Fury 15 G8 Mobile WS」
・「Z8 G4 WORKSTATION」

※掲載は一部となります。在庫、納期につきましては、事前にお問い合せください。
※本レンタルサービスは当社レンタル約款、保守約款が適用されます。

― お問い合わせ ―
オリックス・レンテック株式会社
https://www.orixrentec.jp/
(営業時間 平日 9:00~17:00)

フリーダイヤル:0120-97-4824
IP電話の方  :03-3473-8437

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