【Live配信あり】使ってわかったパブリッククラウド各社の違いと「ここだけの話」

マイナビニュースは、3月3日(火)、東京都新宿にて「マイナビニューススペシャルセミナー～クラウド移行の正しい期待値～」を開催する。

「マイナビニューススペシャルセミナー～クラウド移行の正しい期待値～」の参加申し込みはこちら(参加費無料、3月3日【火】開催)

今や、IT導入における当たり前の選択肢の一つとなった「クラウド」。新規構築案件での活用のみならず、既存の基幹システムをクラウドへ移行するような事例も増えてきた。

当然ながらクラウドにも、メリット・デメリットはある。運用面の効果が想定以上という声をよく聞く一方で、コスト面の期待値が高すぎたという反省を耳にすることも少なくない。

また移行となれば、これらに加えて、新規構築案件にはない問題も少なからず発生する。起こりうる問題を検討段階から頭に入れ、なるべく計画通りに進められる状況を事前に作っておくことが、エンジニアの心身を健全に保つポイントになるはずだ。

本セミナーでは、クラウド移行の経験者を招き、計画・実施・運用段階を振り返りながら、良かったポイントや想定外の出来事、運用後にわかったメリット・デメリットなどを紹介する。また、エンジニアにとって負担の大きい、社内の反対勢力を説得する方法なども解説する予定だ。

ここでは、本セミナーの講演内容の一部を紹介しよう。

"武闘派CIO"が伝授する、クラウド化への突破口

フジテック常務執行役員デジタルイノベーション本部長
友岡賢二氏

まず基調講演に登壇するのは、フジテックの友岡賢二氏だ。同氏は、松下電器産業(現パナソニック)に入社し、独英米で計12年間駐在。その後、ファーストリテイリング業務情報システム部部長を経てフジテックに入社。一貫して日本企業のグローバル化を支えるIT構築に従事している。

『「クラウド化する世界」を切り開け』と題した講演では、「どこにあるかわからないクラウドなど信用できない」と考えている情シスの責任者、「どんなに比較してもクラウドのコストメリットが出ない」と嘆くインフラ担当、「情シスブロックをいかに突破するか」を思案している事業部門、そのような方々に対して、武闘派CIOが「クラウド化する世界への突破口の作り方」を伝授する。

久月が直面した"クラウド反対勢力"

左：久月専務取締役横山久俊氏
右：mgn 大串肇氏

久月の横山久俊氏とmgnの大串肇氏による対談も行われる。久月では、30年来利用してきた既存システムの老朽化し、部品の保守切れに伴い継続的なメンテナンスが困難に。既存システムがcobolでできていため、対応できる人材も限られてしまう状況のなか、「壊れてからでは遅い!!」という課長の一言がキッカケでクラウドへの移行を決断した。

パートナーベンダーの言語の定義づけ、「今のままでいい」と考える現場スタッフや経営層など、いくつも立ちはだかる「壁」を、久月横山氏はどのように越えたのか。

本対談では、天保六年創業の同社がクラウド導入時に直面した、反対勢力との確執や導入時の苦労話などが語られる予定だ。

使ってみてわかった、クラウドサービス各社の違い

ゴルフダイジェスト・オンラインシステムマネジメント室副室長
白尾良氏

事例講演に登壇するのは、ゴルフダイジェスト・オンラインの白尾良氏だ。同氏は、オンプレ仮想基盤のEOSに対応するために、社内のシステムをすべてパブリッククラウドへ移行することを決断。1年の準備期間の後に移行を決行し、それまでオンプレサーバーを稼働させていたデータセンター内の7本のラックを全廃した。さらに、クラウド移行の後も可用性向上やコストダウンなど細かいチューニングを進めつつ、現在はマルチクラウドに向けた基盤への移行を設計中だ。

経営スピードを加速させるため、IT基盤をクラウド環境へ全面移行する決断をしたゴルフダイジェスト・オンライン。

「日本最大級のゴルフポータルサイトが、使ってみてわかったクラウドサービス各社の違い」と題した講演では、「リフト&シフト」の最初のステップとしてのクラウド化(リフト)を終えたところでわかった「クラウド化をする場合のコストの実態」、運用を開始したところでわかった「運用上の課題やその解決方法」を紹介。さらに、クラウドネイティブな設計への変更(シフト)を検討する中で見えてきた各社のパブリッククラウドサービスの違いなどを、ここだけの裏話も織り交ぜながら解説する。

クラウド移行を検討している企業のご担当はもちろん、移行したが思うような結果が得られていないという企業のIT担当の方は、ぜひ本セミナーへの参加をご検討いただきたい。

セミナーの概要は以下の通り。