今年も確定申告の時期がやってきた。確定申告は個人事業主やフリーランスにとって、1年を締めくくる重要な仕事だ。確定申告には「白色申告」と「青色申告」の2つの方法があり、青色申告の方がいろいろとお得なメリットがある。

青色申告の4つのメリット
1. 控除額が65万円と大きい
2. 赤字を繰り越して翌年の儲けと相殺可能
3. 家族を従業員として雇っている場合、給与を必要経費にできる
4. 30万円未満の備品代を一括して経費計上できる

上記のとおり、白色申告よりも青色申告の方がはるかに節税できるのである。ならば青色申告を使用しない手はない! のだが、青色申告は白色申告に比べて帳簿の付け方などが難しく、必要な書類の数も多い。こうした懸念点により、「時間もかかりそうだし、簿記の知識がないから」と敬遠してしまっている人も多いだろう。

そこで役立つのが、中・小規模事業者向けに会計ソフトなどを提供するソリマチの会計帳簿アプリ「タブレット会計」だ。本アプリは、iPadを使って日々の経費や売上を入力していけば、なんと青色申告決算書まで作成できるという優れもの。タブレット向けのアプリならではの使いやすいUIや便利な機能を搭載しているので、パソコンで会計ソフトを使おうとしたが操作が難しくて挫折した方にも使いやすい。また、パソコンの置き場所がなく導入を諦めていた方も、タブレットなら簡単に導入できるだろう。加えて、利用は完全無料というところが嬉しい。本稿では、このタブレット会計の使用方法、そしてメリットを紹介しよう。

導入から仕訳まで指1本で完了!

用意するものはiPadのみ。App Storeから「タブレット会計」をダウンロードし、アプリを立ち上げたらまずアカウント登録を行う。これで準備は完了だ。パソコン会計では勘定科目の設定など導入の時点でつまずくこともあるが、タブレット会計ではあらかじめ科目が登録されているので、すんなりと使い始めることができる。

確定申告のためにやるべき作業とは、簡単にいうと「お金の出入り」を記録する作業である。ただ、Excelシートなどに手入力するとなると、いつ何に使ったお金なのか、仕訳は何になるのか、支払い方法は何か、といった情報をひとつずつ入れていかなければならず、非常に手間と時間がかかるうえに、後から見返したときにわかりにくい。

その反面、タブレット会計の優れたところは、こうした面倒な作業をすべてタップのみで軽快に行えるということだ。

たとえば得意先に荷物を送ったとして、その宅配便代を入力してみよう。まずは日付を選び、あらかじめ登録してある取引内容の項目から「得意先へ送った荷物の宅配便」をタップして金額を入力するだけでOKだ。正直、実際に使ってみる前は本当に指1本で入力できるのか半信半疑であったが、文字入力はほとんどなく、タップのみで明細を登録することができた。画面がシンプルでわかりやすいため、迷うこともない。慣れてくると1件あたり数十秒ほどで入力できるので、サクサクと明細を登録することができる。

初心者が戸惑いがちな「借方」や「貸方」についても、項目を選べば自動的に分類し、勘定科目まで入力してくれる。簿記に自信のない人にとっては、この機能は大変ありがたい。

カレンダー型のUIでとても見やすい

最初から様々な項目が用意されているので、その中から選ぶだけでOK

入力するのは「日付」、「内容」、「金額」、「詳細」、「相手先」

入力した内容はカレンダーに登録されるので、後から確認しやすい

さらに、領収書やレシートをiPadのカメラで撮影して仕訳を登録できるのもポイント。たとえば、仕事で使う備品を購入した際、買い出しから帰ってきたらとりあえずタブレットで領収書やレシートの撮影だけを済ませ、後でまとめて取引を入力するといったことが可能だ。アプリ内でサッと撮影できるのはタブレット会計ならではの大きなメリットといえるだろう。

領収書などをカメラで撮影し、保存しておくこともできる。PCではなかなかできない、iPadならではの機能だ

また、タブレット会計はアカウントアグリゲーション機能を搭載し、銀行やクレジットカード等の入出金明細の取込や自動仕訳にも対応している。しかも、銀行、信金、信組、JAバンク、クレジットカード、電子マネーなど、全国約99%の金融機関に対応。仕事で使っている銀行口座・クレジットカードを登録するだけで、自動的に取引内容が取り込まれ、仕訳まで済ませてくれるのだ。これだけの機能を完全無料で使えるアプリはなかなか無いだろう。

これまで通帳を見ながら1件ずつ入力していた明細を自動で取り込んでくれるので、時間短縮はもちろん入力ミスを防げることも大きなメリットとなる。最近では、複数の銀行口座やクレジットカードを所持している人も多いので、これがあるとないとでは手間が大違いである。

あらゆる銀行口座・クレジットカードに対応

入出金の明細を取り込めば、科目を自動で選んでくれる

もちろん、青色申告に必要な青色申告決算書の作成機能も搭載している。決済書をPDF形式で保存できるほか、Wi-Fiを活用しプリンターで印刷も可能。決算書の作成・印刷までタブレット会計のみで完結できる。

タブレット会計だけで決算書を作成できるとなると、国税庁のページで公開されているソフトに数値を入力して決算書を印刷するという二度手間が省けるので効率的だ。また、印刷に至るインタフェースもタブレット会計の方が簡単なので、迷うことがない。

青色申告決算書作成機能

気になる数字をいつでもどこでも把握

個人事業主やフリーランスとして働く人は、経営者としてお金の全体の流れをいつでも見れるようにしておきたいところだ。タブレット会計では、その月の取引を日別に確認するのに適しているカレンダー画面のほかに、全体を俯瞰してチェックするのに便利な画面も用意している。画面の切り替えは簡単で、右上にある「本」のアイコンをタップしてやると、1年間の取引を月ごとに科目を選んで表示できる画面に切り替わる。たとえば「1年分の水道光熱費」を表示したい場合、「経費」をタップし、「水道光熱費」の項目をタップすればいい。

実際に1年分の経費を項目ごとに見てみると、思った以上に通信費がかかっていることに気づいた。仕事柄、スマートフォンやタブレットを複数台契約しており、さらに事務所のインターネット費用も入っていることで予想以上の額になっていたようだ。ここは工夫すればもっと節約できるはずである。

こうした気づきが得られるのも、お金の流れ全体を俯瞰して見ることのできるタブレット会計ならではのメリットだ。もちろん損益計算書や貸借対照表も簡単に表示できるため、経営の資金繰りにおいても事前のリスク回避ができる。本アプリを1年をとおして使い続けることで経費削減や使途の見直しなどにつながり、経営を後押ししてくれるだろう。整理されていて見やすい画面に加え、こうした細かい要求にも応えてくれるインタフェースは秀逸だ。

「本」のアイコンをタップし画面を切り替えると、すべての取引を俯瞰してチェックできる

科目別や支払い方法別に表示することも可能

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わずらわしい日々の帳簿入力から確定申告の青色申告決算書作成まで、すべてアプリ内で完結できてしまうタブレット会計。青色申告の作業を面倒に感じている人はもちろん、これから青色申告に挑戦してみたいという人は、ぜひこのアプリを使って青色申告の作業を簡易化・効率化していただきたい。

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(マイナビニュース広告企画:提供 ソリマチ)

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