前回、Power Automateのレコーダー機能を使って、ノートパソコンの画面を「ホワイトモード」に切り替える手順を自動化する方法を紹介した。それを踏まえて今回は、「ブラックモード」に切り替える方法を説明したい。ブラックモードは、画面の背景を黒にし、カラーテーマを「ダーク」に設定したものだ。なお、有機ELディスプレイ(OLED)では、背景色が暗いほうが消費電力が減少し、バッテリー駆動時間を延ばすことができるとされている。

黒基調の背景で消費電力を抑える

前回は画面の背景を白一色にする設定と、カラーテーマを「ライト」に設定する作業をPower Automateで自動化した。

今回は画面の背景を黒一色にする設定と、ダークモードに設定する作業を自動化してみよう。

ノートパソコンを電源に接続しないで使っている場合、可能な限りバッテリーは長く持ってほしい。そんな場合には、画面の背景色を黒一色にしたり、個人用設定でダークモードに設定したりしてみるとよい。

有機ELディスプレイ(OLED)では、背景色が暗いほうが消費電力を抑えられ、バッテリー駆動時間を延ばすことができるとされている

ここでは、背景色黒&カラーテーマ「ダーク」をまとめて「ブラックモード」と名付け、この設定をPower Automateで自動化する。Power Automateに慣れる目的で実際に同じ操作を試していただきたい。

※ 液晶ディスプレイのようにバックライトタイプのディスプレイだと、背景色を黒にしても消費電力の削減は期待できない。

設定アプリケーションでブラックモードにする

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