bashには「キーボードマクロ」という機能が用意されている。名前の通り、キー入力そのものを記録しておく機能だ。記録した処理は、ショートカットキーで呼び出して処理させることができる。エイリアスやコマンド履歴の応用で似たようなことができるものの、知っておきたい機能である。使いどころがやや難しいものの、キーボードマクロが便利なケースもあるからだ。

キーボードマクロに関するショートカットキー

今回も「bind -p」の出力結果を整理するところから始めよう。「bind -p」の出力を整理したものは稿末に付録として添付しておくので、詳細はそちらを参照していただきたい。「bind -p」の出力からキーボードマクロに関するものを取り出して整理すると、次のキーがデフォルトで補完に関する機能として設定されている。

キー 操作
「Ctrl」+「x」「(」 キーボードマクロの記録を開始
「Ctrl」+「x」「)」 キーボードマクロの記録を終了
「Ctrl」+「x」「e」 キーボードマクロを実行

キーボードマクロの記録開始が「(」で、記録終了が「)」だ。丸括弧の開始と終了が、キーボードマクロの記録開始と終了に割り当てられているので、意味的に覚えやすいショートカットキーではないかと思う。記録したキーボードマクロの実行に割り当てられているショートカットキーは覚えにくいかもしれない。この機能をよく使う場合は、もっと覚えやすいキーに設定し直してもよいかなと思う。

また、今回のショートカットキーは記号である「(」と「)」が使われているので、実際の入力キーに注意が必要だ。「(」と「)」は日本語キーボードおよび英語キーボードでは次のキーに割り当てられている。

日本語キーボード(Happy Hacking Keyboard Professional JP Type-S)

英語キーボード(Happy Hacking Keyboard Professional2 Type-S)

つまり、実際には「Shift」キーを押しながら入力することになる。実際に入力するキーに整理すると次のようになる。

操作 日本語キーボード 英語キーボード
キーボードマクロの記録を開始 「Ctrl」+「x」「Shift」+「8」 「Ctrl」+「x」「Shift」+「8」
キーボードマクロの記録を終了 「Ctrl」+「x」「Shift」+「9」 「Ctrl」+「x」「Shift」+「9」
キーボードマクロを実行 「Ctrl」+「x」「e」 「Ctrl」+「x」「e」

では実際にキーボードマクロの機能を見てみよう。

キーボードマクロの利用シナリオ

キーボードマクロの利用シナリオはかなり難しい。定番のシナリオというものがあまりないのと、ほかの機能で代替できるケースが多いからだ。

まず、キーボードマクロの機能を見てみよう。ターミナルでコマンドを実行してみる。

ターミナルでコマンドを実行

上記スクリーンショットでは「ls -lF | grep ‘20210’」というコマンドを実行している。このコマンドをキーボードマクロで記録してみよう。

まず、次のように記録したい段階で「Ctrl」+「x」「(」と押す。

「Ctrl」+「x」「(」でキーボードマクロ記録開始

記録したいキー入力を行ったら、「Ctrl」+「x」「)」と押してキーボードマクロ記録を終了する。

「Ctrl」+「x」「)」でキーボードマクロ記録終了

これで先ほど入力した文字列がキーボードマクロに記録された状態になっている。今度は、次のように「Ctrl」+「x」「e」と入力する。

「Ctrl」+「x」「e」と入力

すると次のように、キーボードマクロに記録した文字列が展開される。

キーボードマクロから貼り付けられた文字列

キーボードマクロの機能はほぼこんなところだ。

まず、キーボードマクロを使うのは、エイリアスやコマンド履歴が使えないシーンだろう。エイリアスやコマンド履歴でできるのであれば、そちらのほうが使いやすいからだ。キーボードマクロの記録は上記スクリーンショットのようにとても静かに行われるため、本当に記録されているのかわかりにくい。要するに使いにくいのである。

また、コマンド入力の一部をキーボードマクロで記録して貼り付けるといった用途でキーボードマクロを使うことがあるが、同じことは日本語入力システムでもできる。入力の一部を単語として辞書に登録してしまい、その部分をかな漢字変換で入力するといった方法だ。たまにしか使わないキーボードマクロよりも、日本語入力システムを応用してしまったほうが作業効率が良いかもしれない。

エイリアスも、コマンド履歴も、日本語入力システムも使えないようなケースで、入力を記録して再利用したい場合にはキーボードマクロが便利だ。例えば、カーソルキー入力やショートカットキー入力などが該当する。しかし、これはかなりシナリオが特殊なものになってくる。この機能を使いこなしているとなると、すでにbashユーザーとしては上級者だ。

毎日使うようなものではないのだが(場合によってはそういう方もいるかもしれないが)、覚えておいて損のない機能ではある。キーボードマクロのような機能はエディタなども用意していることが多いので、利用できると活用の幅が広がる。いままで試したことがないのであれば、ぜひ一度試していただきたい。

付録 お薦めのbashショートカットキー

キー 操作
「→」 カーソルを1文字右へ移動。
「←」 カーソルを1文字左へ移動。
「Home」 カーソルを行頭へ移動。
「End」 カーソルを行末へ移動。
「Ctrl」+「→」 カーソルを単語の末尾へ移動、すでに単語の末尾の場合は、次の単語の末尾へ移動。
「Ctrl」+「←」 カーソルを単語の先頭へ移動、すでに単語の先頭の場合は、前の単語の先頭へ移動。
キー 機能
「Backspace」 カーソルのひとつ左の文字を削除。
「Delete」 カーソルのある場所の文字を削除。
「Ctrl」+「Backspace」 カーソルのひとつ左の文字から単語頭までを削除。
「Ctrl」+「Delete」 カーソルから単語末までを削除。
「Ctrl」+「Home」 カーソルのひとつ左の文字から行頭までを削除。
「Ctrl」+「End」 カーソルから行末までを削除。

上記操作に操作に必要な設定

"\C-h": backward-kill-word  # Ctrl-Backspace
"\e[1;5H": unix-line-discard    # Ctrl-Home
"\e[1;5F": kill-line        # Ctrl-End
キー 機能
「Backspace」 カーソルのひとつ左の文字を削除。
「Delete」 カーソルのある場所の文字を削除。
「ESC」「Backspace」 カーソルのひとつ左の文字から単語頭までを削除。
「ESC」「Delete」 カーソルから単語末までを削除。
「Ctrl」+「u」 カーソルのひとつ左の文字から行頭までを削除。
「Ctrl」+「k」 カーソルから行末までを削除。

上記操作に操作に必要な設定

"\e\e[3~": kill-word        # ESC Delete
キー 操作
「↑」 コマンド履歴から1つ前のコマンドを表示(古い方へ)。
「↓」 コマンド履歴から1つ後のコマンドを表示(新しい方へ)。
「Ctrl」+「r」 インクリメンタルコマンド履歴検索(古いほうへ)。
「Ctrl」+「s」 インクリメンタルコマンド履歴検索(新しいほうへ)。
キー 操作
「Tab」 補完
キー 操作
「Ctrl」+「x」「(」 キーボードマクロの記録を開始
「Ctrl」+「x」「)」 キーボードマクロの記録を終了
「Ctrl」+「x」「e」 キーボードマクロを実行

付録 Windows Terminal キーとキー表記

キー キー表記
「ESC」 \e
「ESC」「ESC」 \e\e
「Home」 \e[H
「Insert」 \e[2~
「Delete」 \e[3~
「End」 \e[F
「Page Up」 \e[5~
「Page Down」 \e[6~
「F1」 \eOP
「F2」 \eOQ
「F3」 \eOR
「F4」 \eOS
「F5」 \eO15~
「F6」 \eO17~
「F7」 \eO18~
「F8」 \eO19~
「F9」 \eO20~
「F10」 \eO21~
「Alt」+「Home」 \e[1;3H
「Alt」+「Insert」 \e[2;3~
「Alt」+「Delete」 \e[3;3~
「Alt」+「End」 \e[1;3F
「Alt」+「Page Up」 \e[5;3~
「Alt」+「Page Down」 \e[6;3~
「Ctrl」+「Home」 \e[1;5H
「Ctrl」+「Insert」 \e[2;5~
「Ctrl」+「Delete」 \e[3;5~
「Ctrl」+「End」 \e[1;5F
「Ctrl」+「Page Up」 \e[5;5~
「Ctrl」+「Page Down」 \e[6;5~
「↑」 \e[A
「↓」 \e[B
「→」 \e[C
「←」 \e[D
「Alt」+「↑」 \e[1;3A
「Alt」+「↓」 \e[1;3B
「Alt」+「→」 \e[1;3C
「Alt」+「←」 \e[1;3D
「Ctrl」+「↑」 \e[1;5A
「Ctrl」+「↓」 \e[1;5B
「Ctrl」+「→」 \e[1;5C
「Ctrl」+「←」 \e[1;5D
貼り付け開始 \e[200~
クエリステータスレポート \e[5n
クエリステータスレポート(応答) \e[0n
「Backspace」 \C-?
「Ctrl」+「Backspace」 \C-H
「Tab」 \C-I
「Enter」 \C-M

付録 Mac Terminal キーとキー表記

キー キー表記
「ESC」 \e
「ESC」「ESC」 \e\e
「Home」 なし
「Insert」 なし
「Delete」 \e[3~
「End」 なし
「Page Up」 なし
「Page Down」 なし
「F1」 \eOP
「F2」 \eOQ
「F3」 \eOR
「F4」 \eOS
「F5」 \eO15~
「F6」 \eO17~
「F7」 \eO18~
「F8」 \eO19~
「F9」 \eO20~
「F10」 なし
「F11」 \eO23~
「F12」 \eO24~
「Alt」+「Home」 なし
「Alt」+「Insert」 なし
「Alt」+「Delete」 なし
「Alt」+「End」 なし
「Alt」+「Page Up」 なし
「Alt」+「Page Down」 なし
「Ctrl」+「Home」 なし
「Ctrl」+「Insert」 なし
「Ctrl」+「Delete」 \e[3;5~
「Ctrl」+「End」 なし
「Ctrl」+「Page Up」 なし
「Ctrl」+「Page Down」 なし
「↑」 \e[A
「↓」 \e[B
「→」 \e[C
「←」 \e[D
「Alt」+「↑」 なし
「Alt」+「↓」 なし
「Alt」+「→」 なし
「Alt」+「←」 なし
「Ctrl」+「↑」 \e[A
「Ctrl」+「↓」 \e[B
「Ctrl」+「→」 \e[1;5C
「Ctrl」+「←」 \e[1;5D
貼り付け開始 \e[200~
クエリステータスレポート \e[5n
クエリステータスレポート(応答) \e[0n
「Backspace」 \C-H
「Ctrl」+「Backspace」 \C-H
「Tab」 \C-I
「Enter」 \C-M

付録 bash bind -p 出力キー対応表

キー表記 キー readline関数(Ubuntu 20.04デフォルト割当)
\e 「ESC」 set-mark
\C-g 「Ctrl」+「g」 abort
\C-x\C-g 「Ctrl」+「x」「Ctrl」+「g」 abort
\e\C-g 「ESC」「Ctrl」+「g」 abort
\C-j 「Enter」 accept-line
\C-m 「Enter」 accept-line
\C-b 「Ctrl」+「b」 backward-char
\eOD 「←」 backward-char
\e[D 「←」 backward-char
\C-? 「Backspace」 backward-delete-char
\C-h 「Ctrl」+「Backspace」 backward-delete-char
\C-x\C-? 「Ctrl」+「x」「Ctrl」+「Backspace」 backward-kill-line
\e\C-? 「ESC」「Ctrl」+「Backspace」 backward-kill-word
\e\C-h 「ESC」「Backspace」 backward-kill-word
\e[1;3D 「Alt」+「←」 backward-word
\e[1;5D 「Ctrl」+「←」 backward-word
\e[5D 「Ctrl」+「←」 backward-word
\e\e[D 「ESC」「←」 backward-word
\eb 「ESC」「b」 backward-word
\e< 「ESC」「<」 beginning-of-history
\C-a 「Ctrl」+「a」 beginning-of-line
\eOH 「Home」 beginning-of-line
\e[1~ 「Home」 beginning-of-line
\e[H 「Home」 beginning-of-line
\e[200~ 貼り付け開始 bracketed-paste-begin
\C-xe 「Ctrl」+「x」「e」 call-last-kbd-macro
\C-] 「Ctrl」+「]」 character-search
\e\C-] 「ESC」「Ctrl」+「]」 character-search-backward
\C-l 「Ctrl」+「l」 clear-screen
\C-i 「Tab」 complete
\e\e 「ESC」「ESC」 complete
\e! 「ESC」「!」 complete-command
\e/ 「ESC」「/」 complete-filename
\e@ 「ESC」「@」 complete-hostname
\e{ 「ESC」「{」 complete-into-braces
\e~ 「ESC」「~」 complete-username
\e$ 「ESC」「$」 complete-variable
\C-d 「Ctrl」+「d」 delete-char
\e[3~ 「Delete」 delete-char
\e\ 「ESC」「\」 delete-horizontal-space
\e- 「ESC」「-」 digit-argument
\e0 「ESC」「0」 digit-argument
\e1 「ESC」「1」 digit-argument
\e2 「ESC」「2」 digit-argument
\e3 「ESC」「3」 digit-argument
\e4 「ESC」「4」 digit-argument
\e5 「ESC」「5」 digit-argument
\e6 「ESC」「6」 digit-argument
\e7 「ESC」「7」 digit-argument
\e8 「ESC」「8」 digit-argument
\e9 「ESC」「9」 digit-argument
\C-x\C-v 「Ctrl」+「x」「Ctrl」+「v」 display-shell-version
\C-xA 「Ctrl」+「x」「A」 do-lowercase-version
\C-xB 「Ctrl」+「x」「B」 do-lowercase-version
\C-xC 「Ctrl」+「x」「C」 do-lowercase-version
\C-xD 「Ctrl」+「x」「D」 do-lowercase-version
\C-xE 「Ctrl」+「x」「E」 do-lowercase-version
\C-xF 「Ctrl」+「x」「F」 do-lowercase-version
\C-xG 「Ctrl」+「x」「G」 do-lowercase-version
\C-xH 「Ctrl」+「x」「H」 do-lowercase-version
\C-xI 「Ctrl」+「x」「I」 do-lowercase-version
\C-xJ 「Ctrl」+「x」「J」 do-lowercase-version
\C-xK 「Ctrl」+「x」「K」 do-lowercase-version
\C-xL 「Ctrl」+「x」「L」 do-lowercase-version
\C-xM 「Ctrl」+「x」「M」 do-lowercase-version
\C-xN 「Ctrl」+「x」「N」 do-lowercase-version
\C-xO 「Ctrl」+「x」「O」 do-lowercase-version
\C-xP 「Ctrl」+「x」「P」 do-lowercase-version
\C-xQ 「Ctrl」+「x」「Q」 do-lowercase-version
\C-xR 「Ctrl」+「x」「R」 do-lowercase-version
\C-xS 「Ctrl」+「x」「S」 do-lowercase-version
\C-xT 「Ctrl」+「x」「T」 do-lowercase-version
\C-xU 「Ctrl」+「x」「U」 do-lowercase-version
\C-xV 「Ctrl」+「x」「V」 do-lowercase-version
\C-xW 「Ctrl」+「x」「W」 do-lowercase-version
\C-xX 「Ctrl」+「x」「X」 do-lowercase-version
\C-xY 「Ctrl」+「x」「Y」 do-lowercase-version
\C-xZ 「Ctrl」+「x」「Z」 do-lowercase-version
\eA 「ESC」「A」 do-lowercase-version
\eB 「ESC」「B」 do-lowercase-version
\eC 「ESC」「C」 do-lowercase-version
\eD 「ESC」「D」 do-lowercase-version
\eE 「ESC」「E」 do-lowercase-version
\eF 「ESC」「F」 do-lowercase-version
\eG 「ESC」「G」 do-lowercase-version
\eH 「ESC」「H」 do-lowercase-version
\eI 「ESC」「I」 do-lowercase-version
\eJ 「ESC」「J」 do-lowercase-version
\eK 「ESC」「K」 do-lowercase-version
\eL 「ESC」「L」 do-lowercase-version
\eM 「ESC」「M」 do-lowercase-version
\eN 「ESC」「N」 do-lowercase-version
\eO 「ESC」「O」 do-lowercase-version
\eP 「ESC」「P」 do-lowercase-version
\eQ 「ESC」「Q」 do-lowercase-version
\eR 「ESC」「R」 do-lowercase-version
\eS 「ESC」「S」 do-lowercase-version
\eT 「ESC」「T」 do-lowercase-version
\eU 「ESC」「U」 do-lowercase-version
\eV 「ESC」「V」 do-lowercase-version
\eW 「ESC」「W」 do-lowercase-version
\eX 「ESC」「X」 do-lowercase-version
\eY 「ESC」「Y」 do-lowercase-version
\eZ 「ESC」「Z」 do-lowercase-version
\el 「ESC」「l」 downcase-word
\e\C-i 「ESC」「Tab」 dynamic-complete-history
\C-x\C-e 「Ctrl」+「x」「Ctrl」+「e」 edit-and-execute-command
\C-x) 「Ctrl」+「x」「)」 end-kbd-macro
\e> 「ESC」「>」 end-of-history
\C-e 「Ctrl」+「e」 end-of-line
\eOF 「End」 end-of-line
\e[4~ 「End」 end-of-line
\e[F 「End」 end-of-line
\C-x\C-x 「Ctrl」+「x」「Ctrl」+「x」 exchange-point-and-mark
\C-f 「Ctrl」+「f」 forward-char
\eOC 「→」 forward-char
\e[C 「→」 forward-char
\C-s 「Ctrl」+「s」 forward-search-history
\e[1;3C 「Alt」+「→」 forward-word
\e[1;5C 「Ctrl」+「→」 forward-word
\e[5C 「Ctrl」+「→」 forward-word
\e\e[C 「ESC」「→」 forward-word
\ef 「ESC」「f」 forward-word
\eg 「ESC」「g」 glob-complete-word
\C-x* 「Ctrl」+「x」「*」 glob-expand-word
\C-xg 「Ctrl」+「x」「g」 glob-list-expansions
\e^ 「ESC」「^」 history-expand-line
\e# 「ESC」「#」 insert-comment
\e* 「ESC」「*」 insert-completions
\e. 「ESC」「.」 insert-last-argument
\e_ 「ESC」「_」 insert-last-argument
\C-k 「Ctrl」+「k」 kill-line
\e[3;5~ 「Ctrl」+「Delete」 kill-word
\ed 「ESC」「d」 kill-word
\C-n 「Ctrl」+「n」 next-history
\eOB 「↓」 next-history
\e[B 「↓」 next-history
\en 「ESC」「n」 non-incremental-forward-search-history
\ep 「ESC」「p」 non-incremental-reverse-search-history
\C-o 「Ctrl」+「o」 operate-and-get-next
\C-x! 「Ctrl」+「x」「!」 possible-command-completions
\e= 「ESC」「=」 possible-completions
\e? 「ESC」「?」 possible-completions
\C-x/ 「Ctrl」+「x」「/」 possible-filename-completions
\C-x@ 「Ctrl」+「x」「@」 possible-hostname-completions
\C-x~ 「Ctrl」+「x」「~」 possible-username-completions
\C-x$ 「Ctrl」+「x」「$」 possible-variable-completions
\C-p 「Ctrl」+「p」 previous-history
\eOA 「↑」 previous-history
\e[A 「↑」 previous-history
\C-p 「Ctrl」+「q」 quoted-insert
\C-v 「Ctrl」+「v」 quoted-insert
\e[2~ 「Insert」 quoted-insert
\C-x\C-r 「Ctrl」+「x」「Ctrl」+「r」 re-read-init-file
\e[0n クエリステータスレポート(応答) redraw-current-line
\er 「ESC」「r」 redraw-current-line
\C-r 「Ctrl」+「r」 reverse-search-history
\e\C-r 「ESC」「Ctrl」+「r」 revert-line
\C-@ 「Ctrl」+「@」 set-mark
\e\C-e 「ESC」「Ctrl」+「e」 shell-expand-line
\C-x( 「Ctrl」+「x」「(」 start-kbd-macro
\e& 「ESC」「&」 tilde-expand
\et 「ESC」「t」 transpose-words
\C-_ 「Ctrl」+「_」 undo
\C-x\C-u 「Ctrl」+「x」「Ctrl」+「u」 undo
\C-u 「Ctrl」+「u」 unix-line-discard
\C-w 「Ctrl」+「w」 unix-word-rubout
\eu 「ESC」「u」 upcase-word
\C-z 「Ctrl」+「z」 vi-editing-mode
\C-y 「Ctrl」+「y」 yank
\e. 「ESC」「.」 yank-last-arg
\e_ 「ESC」「_」 yank-last-arg
\e\C-y 「ESC」「Ctrl」+「y」 yank-nth-arg
\ey 「ESC」「y」 yank-pop