SATORIは4月10日、ディーエムソリューションズがマーケティングオートメーション(MA)ツール「SATORI」を導入した事例を公開した。

ディーエムソリューションズでは、従来、アウトバウンドによって新規リードやアポイントを獲得していたが、作業効率が悪く、営業リソースも不足しつつあった。メールマガジン配信ソフトなども利用していたものの、うまく活用できておらず、コストだけが積み上がっている状態だったという。

そこで、マーケティング活動の仕組み化をサポートするMAツールの導入を検討。リードナーチャリングだけでなく新規顧客獲得にも活用できるツールであることや、初期費用と機能面のバランスの良さからSATORIの選定に至った。

導入後、同社が運営するオウンドメディア「デジ研」に定期的に訪問している潜在顧客の行動分析からコンテンツの見直しを行い、ホワイトペーパーダウンロードへ誘導する体制を整備。SATORIのポップアップやフォームの機能を活用し、リード獲得体制を構築したことで、従来比で5倍以上のリード獲得数を得られたという。

SATORIを活用した、ホワイトペーパーダウンロードへの誘導のためのポップアップ(右下)

また、テレアポ方法の見直しを行い、SATORIのセグメント機能を活用して受注確度の高い顧客に電話するようにしたことで、テレアポにかかる時間は削減しつつ、商談獲得率は約15倍になったとしている。

今後、ディーエムソリューションズでは、SATORIで作成したセグメントを連携させたFacebook広告施策を通じ、新規見込み顧客の獲得を狙う。