Microsoft Edgeのサイドバーには「Outlook」というボタンが用意されている。その名の通り、Microsoft Outlookを利用できるパネルを表示する機能だが、Microsoftのメールアカウントやカレンダーを使っている人にとっては、思った以上に便利な機能なのだ。今回は、この「Outlook」ボタンの使い方を紹介しよう。

→連載「意外と知らないMicrosoft Edgeの便利な使い方」の過去回はこちらを参照。

「Outlook」ボタンのセットアップ

サイドバーの「Outlook」ボタンは、「Web版のMicrosoft Outlookがサイドパネルに表示されるようなもの」だと考えると分かりやすいだろう。Web版のMicrosoft Outlookを使うにはMicrosoftアカウントによるサインインが必要なのと同様、「Outlook」ボタンからOutlookを使う際も、サインインが必要になる。

まず、サイドバーにある四角い青いボタンに「o」の字が入ったようなアイコンがある。これが「Outlook」ボタンだ。クリックすると次のようにサインインのページが表示されるので、ここにMicrosoftアカウントを入力してサインインを行う。

  • Outlookボタンを押し、Microsoftアカウントでサインインを行う

    「Outlook」ボタンを押し、Microsoftアカウントでサインインを行う

サインインが完了すると、パネルにOutlookの受信トレイが表示される。サイドパネル下部のアイコンがそれぞれメール、予定表、連絡先、To Doリストのアプリの表示になっている。Microsoft Outlookがそのまま小型化して表示されたような感じだ。

  • サインイン後のOutlookパネル

    サインイン後のOutlookパネル

このままだとMicrosoft Outlook for Desktopの下位互換版のように見えるが、このOutlookにはこれならでは利点がある。以降では、それを順に見ていこう。

「Outlook」ボタンの使い方

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