2022年3月9日、TWOとカゴメは共同で「2foods プラントベースオムライス」を開発し販売を開始するというプレスリリースを発表した。
TWOとはプラントベースフードブランド「2foods(トゥーフーズ)」を手掛ける企業。実は、このプラントベースのオムライスは、卵を使っていないというから驚きだ。
では、「2foods プラントベースオムライス」とはどのような商品なのか、今回はそんな話題について紹介したいと思う。
プラントベースのオムライスとは?
今回発売が発表された「2foods プラントベースオムライス」は、TWOとカゴメの共同開発商品の第1弾として先行発売されるものだ。
カゴメについては、もう説明は不要だろう。では、TWOとはどのような企業だろうか。プレスリリースには以下のような記載がある。
“「健康と欲求はトレードオフの関係」という常識を覆し、カラダ、ココロ、そして社会的にも満たされる“真の健康”をデザインし、健康と欲求の相反する2つを同時に享受できるプロダクトやサービスを提供するウェルビーイングカンパニー”
この文章を読んだときに、技術力とマーケティング力を兼ね備えた実力派企業だと推測できる。そんなTWOだが、カゴメと共同で、プラントベースのオムライスを共同で開発した。
このプラントベースのオムライスをご覧いただきたい。わたしたちが食べているオムライスそのものだ。しかし、このオムライスは、卵を使っていないのだ。
では、このプラントベースのオムライスとはどのようなものだろうか。
プラントベースエッグには「Ever Egg(エバーエッグ)」という原料を使っているという。 これは、大豆ではなく、人参と白いんげん豆。そして、オムライスそっくりのふわふわな卵の表現するために、独自の技術である「野菜半熟化製法」というものを取り入れているというのだ。
この「2foods プラントベースオムライス」は、「Makuake」で先行予約販売されるほか、3月10日から2foodsの都内6店舗(渋谷ロフト店、銀座ロフト店、アークヒルズ店、麻布十番店、八重洲地下街店、ラボキッチン(人形町))でも販売されるという。
いかがだっただろうか。
卵をつかっていないオムライス。
プレスリリースのTWOの企業紹介でもあった、「健康と欲求の相反する2つを同時に享受できるプロダクト提供する」という文章にまさに合致する商品。そしてこの技術は、クロスセルの商品をたくさん生み出すことだろう。
また、健康ブームというものはなくなることがない市場。アップセルとしての戦略では、医療分野にも参入できそうな印象もある。このようなすごい技術とマーケティング力を有するTWOという企業にとても魅力的に感じる。