前回はGoogle Workspaceで利用できるようになった新しいツール「NotebookLM」の概要と使い方について説明しました。→過去の「Google Workspaceをビジネスで活用する」の回はこちらを参照。

NotebookLMの「Studio」機能

自身が用意した資料に従ってAIが要約したり、質問に答えてくれたりするのがNotebookLMの大きなポイントとなりますが、その真骨頂は「Studio」機能にあるといえます。

これはNotebookLMをより便利に使うための機能がまとめられたもので、目的や用途に応じて文章を要約したドキュメントを用意したり、要約した内容を音声にしたりすることが可能。

「チャット」タブではさまざまな要素を引き出すのにプロンプトを入力して質問し、内容を引き出す必要があるのですが、Studioの機能を使えば、資料を基にした簡単なレポートやFAQなどであれば、ボタンを1回押すだけで作成できてしまうのです。

具体的な使い方を説明しましょう。まずはNotebookLMで対象となるノートブックを開いた後、「Studio」タブを選びます。

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