これまでに解説してきたコマンドを使って「生年月日」から「現在の年齢」を自動計算する方法を紹介しておこう。ここで紹介する処理手順はWebにもよく掲載されている手法であるが、ある程度の誤差が残ってしまうことに注意しなければならない。あくまで「簡易的な年齢の算出方法」と捉えておくのが基本だ。
年齢を手軽に求める方法
前回の連載では、「日付」や「時刻」、「期間」といったコマンドの使い方を紹介した。その実践的な例として、「生年月日」から「現在の年齢」を自動計算する方法を紹介していこう。日時データを処理するときの一例として参考にして頂ければ幸いだ。
また、「合計年数」の誤差についても補足しておく。こちらも重要なポイントになるので、あわせて覚えておく必要がある。
以下の図は、あるサービスの会員名簿を記録したデータ表だ。このデータ表に記録されている「生年月日」をもとに「現在の年齢」を算出してみよう。