ルックアップ系の関数(VLOOKUP、XLOOKUPなど)や関数FILTERは、「空白セル」のデータを取得したときに「0」(ゼロ)が表示される仕様になっている。とはいえ、この0を消去したい場合もあるだろう。そこで今回は、空白を示す0を表示しないようにするテクニックを紹介していこう。色々な方法があるので、好きなものを選択するとよい。
「空白セル」は0(ゼロ)と表示される・・・
VLOOKUPやXLOOKUPといったルックアップ系の関数で「空白セル」のデータを取得すると、そのデータは数値の0(ゼロ)と表示される仕様になっている。これは、関数FILTERで「空白セル」を取得した場合も同様だ。
まずは、「空白データ」が0と表示される例を紹介しておこう。以下の図は、関数XLOOKUPで「タニモト ルナ」さんのデータを取得した例だ。取得元の表では「住所2」のデータが「空白セル」になっているため、このデータは数値の0として取得されてしまう。
関数FILTERでデータを取得した場合も同様だ。この場合も「空白セル」が数値の0として取得される仕様になっている。
とはいえ、「0を表示しないで空白のままにしておきたい」というケースもあるだろう。そこで、0を表示しないテクニックを5種類ほど紹介していこう。