シーベースは10月13日、企業の管理職751人を対象に実施した「管理職・次世代リーダー育成実態調査2026」の第1弾として、管理職の悩みや部下との対話、360度フィードバックによる変化に関する調査結果を発表した。
調査によると、管理職の40.9%が部下とのコミュニケーションに悩みを抱えていることが明らかになった。
同調査は2026年8月、360度フィードバックを導入している企業の管理職751人を対象に、インターネットで実施したもの。
管理職の40.9%が部下とのコミュニケーションに悩み
部下とのコミュニケーションについて尋ねたところ、「困ったり、悩むことがある」と回答した管理職は40.9%となった。
マネジメント経験年数別に見ると、経験5年未満の管理職では50.0%が悩みを抱えていると回答。一方、経験5年以上では39.1%となり、約11ポイントの差が見られた。
年代別では、40代が48.0%で最も高く、次いで50代が37.5%、60代以上が34.2%となった。40代以上では、年代が上がるにつれて部下とのコミュニケーションに悩む割合が低くなる傾向が見られたという。
同社では、管理職経験の浅い時期には、自分自身が成果を上げる立場から、部下の状況や考えを把握し、成長を支援する立場へと変わる必要があることが、コミュニケーション上の難しさにつながっていると分析している。
半数以上が「部下への期待のすり合わせ」「自身の対応の見直し」を実践
管理職が日頃実践している部下との対話やフィードバックについて尋ねたところ、最も多かったのは「期待する役割・成果・行動をすり合わせる」で56.7%だった。
次いで「部下の意見や違和感を聞き、自分自身の対応も見直す」が55.4%、「日々の行動・プロセスに具体的なフィードバックをする」が52.2%、「フィードバックや対話後、次の行動を一緒に確認・サポートする」が50.9%、「相互理解のための対話時間を定期的に設ける」が50.3%と続いた。
年代別に見ると、40代では「期待する役割・成果・行動のすり合わせ」が60.6%となり、50代の52.1%を8.5ポイント上回った。
また、「フィードバックや対話後、次の行動を確認・サポートする」についても、40代は56.0%となり、50代の48.8%を7.2ポイント上回った。
一方、「相互理解のための定期的な対話」は40代が55.4%、50代が45.7%となり、9.7ポイントの差が見られた。
同社では、40代の管理職は50代以上と比較して、部下とのコミュニケーションに悩む割合が高い一方、対話やフィードバックを積極的に実践している傾向があるとしている。

