全国の高校生が科学の知識や応用力を競う「第15回科学の甲子園全国大会」が茨城県つくば市のつくば国際会議場とつくばカピオで開かれ、岡山県代表の県立岡山朝日高校が優勝した。同県の優勝は初。主催する科学技術振興機構(JST)が発表した。
各都道府県での代表選考に計697校、生徒7892人が参加登録した。3月20~21日の全国大会の競技では、選抜された47校が会場で理科、数学、情報の知識の活用を問う筆記と、ものづくりやコミュニケーションの能力により課題解決を競う実技に取り組んだ。第2位は奈良県の東大寺学園高校、第3位は大分県の県立大分上野丘高校となった。22日、表彰式が行われた。
共催する茨城県の柳橋常喜教育長は表彰式で「課題解決のプロセスで根源的な問いを立てることが、非常に重要だ。この大会の経験から、AI(人工知能)に代えられない、人が独自にツールを活用して地球にこれから起こる問題を解決していく力をつけ、良い未来の社会を描いていただきたい」と呼びかけた。
来賓の松本洋平文部科学相は「仲間と切磋琢磨し競技に取り組んだ経験や、全国の科学好きの仲間との交流は将来、皆さんがさまざまな分野で活躍される際の大きな支えになる。探求心と好奇心を持ち続け、未来を切り開く科学技術人材として活躍を」とビデオであいさつした。
科学の甲子園は科学が好きな全国の高校生が集い、競い合い、活躍する場を通じて裾野を広げ、トップ層を伸ばすことを目指し2011年に創設された。第16回は来年3月、つくば市で開催される。13年には中学生版の「科学の甲子園ジュニア」が始まっている。
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