AMDとNAVER Cloudが戦略的協業

AMDは3月18日、韓国におけるソブリンAIインフラストラクチャの開発を加速することを目的として、NAVER Cloudとの戦略的協業を発表した。

AMDによると、この協業は両社の既存の関係を強化するもので、NAVER CloudのAIおよびクラウドサービス全体にAMDのコンピューティングプラットフォームを統合することで、AIインフラストラクチャの発展を促進することを目指すものだという。

Instinct MI455Xへの早期アクセスを提供

具体的には、NAVER Cloudは、クラウドおよびAIサービス全体で大規模なAIトレーニングおよび推論ワークロードをサポートすることを目的として「AMD EPYCプロセッサ」の使用を拡大、第6世代「AMD EPYC」(開発コード名:Venice)の導入を進めるほか、NAVER Cloudのクラウドおよび本番環境をサポートすることを目的に、次世代AI向けGPU「AMD Instinct MI455X」への早期アクセスも提供するとしている。

また、AMDプラットフォームおよびAMD ROCmソフトウェア上でNAVER CloudのAIサービスとソフトウェアスタックを最適化することも協力して進めるとしているほか、NAVERの顧客向けに新しいAIサービスとソリューションを実現するための研究開発イニシアチブでも協力する予定だともしている。

なお、同協業は、韓国の組織がデータ、パフォーマンス、拡張性に対する制御性を高めながらAIサービスを構築・展開できるようにする、主権的なAIインフラストラクチャを推進するという共通の目標を反映したものであると両社では説明している。