Dell Technologiesは3月16日(米国時間)、企業向けPC「Dell Pro」シリーズとして、ワークステーション「Dell Pro Precision」ブランドの新製品を発表した。
Dellは2025年にInspironやXPS、Latitude、Precisionといった従来のブランド体系を一新し、Dell(個人向け)/Dell Pro(企業向け)/Dell Pro Max(ワークステーション)という新たなブランド名称で製品をカテゴリ化。各カテゴリにはさらにBase/Plus/Premiumという3つのサブブランドがグレードに応じて付けられた。
しかしDellは、2026年1月にこのブランド名称を再度変更することを発表し、まず最初に個人ユーザーが慣れ親しんできた「XPS」ブランドが復活した。そしてワークステーション向けにDell Precision、サブラインとして過酷環境向けのRugged、新興市場向けのEssential、K-12教育向けのEducationが導入されることを明かしていた。
今回発表されたのはワークステーション「Dell Pro Precision」の新製品。Dellでは「XPSの再投入で得た勢いをプロフェッショナルセグメントまで拡大する」としている。
発表された製品は下記の通り。
Dell Pro Precision 5
- Dell Pro Precision 5 Series 14 Laptop
- Dell Pro Precision 5 Series 16 Laptop
Dell Pro Precision 5シリーズは高級感あるアルミカバーを採用し、従来から高さを抑えるなどデザインを改善した。より強力な放熱能力と静音性を保ちながらパフォーマンスは維持しているという。
Dell Pro Precision 7
- Dell Pro Precision 7 Series 14 Laptop
- Dell Pro Precision 7 Series 16 Laptop
薄型軽量デザインながらハイエンドに位置するモバイルワークステーション。高速メモリやGen5対応ストレージなどを備え、冷却性能も強化された。パフォーマンスはDell Pro Precision 5/7シリーズ全体で前世代から最大約18%アップしたという。
Dell Pro Precisionシリーズは米国では3月24日にリリース予定。ただしIntel統合グラフィックスを搭載したDell Pro Precision 7 14/16は5月の投入となる。
Dell Pro Precision 9
- Dell Pro Precision 9 T2
- Dell Pro Precision 9 T4
- Dell Pro Precision 9 T6
Dell Pro Precisionのデスクトップワークステーションは従来同様、シャーシサイズの違いでT2/T4/T6の3種類を用意。専用ラック構成でラックマウントにも対応する。プロセッサははXeonやRyzen Threadripperなどをモデルにより選べる。T6は最大15のPCIeスロットや、300WクラスのGPUカード5枚搭載できるなど非常に高い拡張性を持つ。
Dell Pro Max 16
最新のAMD Ryzen AI ProシリーズプロセッサとNVIDIA RTX 6000 Blackwellシリーズを採用した高性能ノートPC。3月末に出荷される予定。
Dell Pro Max with GB300
GB300を搭載したデスクトップワークステーション。ローカル環境でのAI推論やファインチューニングを動作させられ、AIプロジェクトのハブとして機能する役割が期待されている。最大20,000 TFLOPSものFP4演算性能を実現するとのこと。すでに一部の顧客へ出荷しているが、今後さらに広い範囲への出荷を予定している。




